全プロ選手権記念競輪
検車場レポート

■ 5月17日(前検日) ■ 5月18日(初 日)

新田 祐大 選手

平原 康多 選手

成田 和也 選手

稲川 翔 選手

前田 拓也 選手

 今、岸和田が熱い。来月は高松宮記念杯、平成26年12月にはGPの開催が決定。勢いに乗る岸和田競輪場で18日から行われる全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪の前検日の様子をレポートします。


 選考順位上位27名で行われる優秀競走3個レースがメインイベント。来月行われる高松宮記念杯の準決勝の様なメンバーの激突には注目。
 11Rの中心は村上義弘。近畿の総帥として、岸和田バンクで他地区の選手の好きにはさせないはずだ。
「別府記念は膝が痛くて欠場。調整はしてきたが調子は走ってみてからですね。岸和田はいいイメージがあるバンク。来月に宮杯もあるし感触を掴んで走りたい」
 京都コンビと互角の争いになりそうなのは新田祐大が率いる福島ライン。先頭の新田祐大は前場所の別府記念で優勝するなど勢いに乗って参戦する。
「別府記念で優勝して、いい感じで参加できます。直前は競技の練習もしたし、自信がある。まずは競輪で力を出し切って、20日からの競技でも結果を出します」と欲張りだ。
 競技での新田は1キロタイムトライアルでの優勝を狙っている。昨年はロンドン五輪の準備期間で出場出来なかったが、この競技のスペシャリスト。平成21年、22年、23年と3連覇。今回は王座復権を目論んでいる。


 10Rは平原康多に注目。2月松山んも全日本選抜を優勝し、グランプリ1番乗りを決めたが、その後はセッティングの迷宮に嵌り、失格、途中欠場と負の連鎖が続いているが、「全部自分が悪いんです。今回は全日本選抜を優勝した時のセッティングに戻します。ギアは4・15に変更します。これでよくなるはずでしょう」と前を向く。
 昨年10月の当所記念チャンプ・渡辺一成は「あの頃の状態にはほど遠い」とぼやくが、「6月、7月のG1が照準なので、これから上がっていけば良い。鈴木(謙太郎)君とはやっと連係できますね。福井・共同通信社杯の最終日は鈴木君が当日欠場だったので連係出来ず。今回が初めての連係なので楽しみです」。


 9Rは脇本雄太が強行日程でヘロヘロ気味。
「松戸がナイターで、その後はサテライトでイベント。福井に帰ってからしっかり練習する時間はなかったし、ケアが中心でした。でも近畿地区の開催なので頑張りたい」。
 安定感なら成田和也が一番だろう。
「(佐藤)友和君とは別府記念でも連係。何度も連係しているし、何も注文はないすよ。セッティングは大分固まってきたし、後は微調整。来月はここで(岸和田)G1があるし、このメンバーでどこまで戦えるか楽しみです。

 金子貴志は「競輪も大事だけど、競技大会も大事ですね。スプリントに出るけど、優勝すれば親王牌が理事長杯スタートだし、頑張りたいですね」。


 特選競走は6Rから8Rまでの3個レース。
 中でも気合が入っていたのは地元・大阪の稲川翔
 「前場所で落車したので、今回は(別府記念とは)違うフレーム。直前の岸和田のバンクに入って練習したし、感じは悪くない。川村(晃司)さんとは立川ダービーでも連係しているし、向日町で番手を回って優勝させてもらったこともある。信頼して付いていきます」。
 選抜競走は1Rから5Rまでの5個レース。
 近況がパッとしない前田拓也だが、地元戦で一変しそうな雰囲気だ。
 「平塚記念の成績で大きな事はいえないが、セッティングの感じがうまくはまった感じ。これなら戦えるっていうレベルまで持ってこれた。来月は宮杯もあるし、今回良い結果を出して、繋げていきたい」。




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