いわき平競輪場【第53回 オールスター競輪】
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レース展望
必勝を期す地元勢

第53回オールスター競輪が9月1日〜5日の5日間、いわき平競輪場で開催される。村上義弘は初のファン投票第1位を獲得。村上博幸も同7位で兄弟そろってドリームレースに選出された。地元勢も山崎芳仁を筆頭に、伏見俊昭、成田和也ら鉄壁の布陣で強豪を迎え撃つ。激戦を制するのは果たして誰か。

そろった地元勢が総合的な戦力で優位に立っている。サマーナイトは成田和也、全日本選抜は佐藤友和が制覇。ここに来て流れは北日本に傾いてきた。中心になるのは山崎芳仁だろう。近況はやや安定感を欠いているが、爆発力はやはり一番。この開催に照準をきっちり合わせて万全の状態に仕上げてくるはず。地元の意地とプライドにかけても負けられない一戦だ。プレッシャーのかかる大一番で勝負強さを発揮できるか。伏見俊昭にとっても待ちに待った地元G1。平バンクとの相性は抜群で、調子も高いレベルで維持できている。機動型を上手くリードして2年ぶり3度目の大会制覇を目指す。この2人の他にも成田、渡辺一成、新田祐大、さらに佐藤慎太郎と地元勢は人材豊富。鉄壁のラインを形成できる。渡辺は最近のビッグ戦線で目覚しい活躍を見せている。持ち前のダッシュ力を生かしてラインを引っ張る。新田は全日本選抜で落車した影響が気がかり。佐藤慎も位置次第ではV圏内だろう。佐藤友は全日本選抜で悲願のG1タイトルを獲得。レース内容も素晴らしかった。ここもメンバー、組み合わせに応じた変幻自在の立ち回りでV争いに加わる。

近畿勢は村上兄弟、市田佳寿浩のSSトリオがそろってドリームレースに選出された。この3人で賞金ランクトップ3も独占している。ファン投票1位を獲得した村上義弘は堅調をキープ。全日本選抜でも気迫を前面に出した走りで決勝に進出した。03年の一宮オールスター以来となる7年ぶりのG1制覇へファンの期待は高まるばかり。村上博幸は宮杯で落車2回。全日本選抜でも2日目に落車して途中欠場と不運が続いている。どこまで立て直せるかが鍵になりそう。市田は親王牌で悲願のG1初制覇。直後の京王閣記の落車で左手を負傷したが、復帰戦の全日本選抜で2連対。8月富山記では貫禄のVと短期間で立て直した。

関東勢も精鋭ぞろい。武田豊樹は全日本選抜で危なげなく優出するなど安定した戦いぶり。強力なタテ攻撃で大会連覇へ突き進む。平原康多は7月のサマーナイト、豊橋記を欠場。8月はあっせん停止で1カ月半ぶりの実戦になる。心身ともにリフレッシュはできた。練習も十分で更にパワーアップした姿を披露する。神山雄一郎はオリオン賞からのスタート。地元の全日本選抜は決勝戦で落車したものの、幸い軽傷で済んだ。武田、平原がいれば前人未到のオールスター6Vのチャンスはある。

SS班6名を擁する中部勢も巻き返しを狙っている。永井清史、浅井康太が復調なら加藤慎平に流れは傾く。加藤は調子、戦歴ともに安定。オリオン賞スタートを生かして上位進出を目論む。小嶋敬二は今年のビッグで優出ゼロ。そろそろ本領を発揮したい。山田裕仁は全日本選抜で2連対。続く富山記でも決勝進出と古豪健在を示した。山口幸二はサマーナイトの落車で胸椎圧迫骨折の重傷。状態は未知数だ。

海老根恵太も忘れてはならない存在。7月川崎記で準V、全日本選抜でも初日特選、2日目STR賞で鮮やかなまくりを決めて連勝。ようやくリズムが好転してきた。

坂本亮馬はファン投票8位でドリームレースの切符を手にした。トップスピードの切れは輪界屈指。得意のまくり展開に持ち込めば互角に渡り合える。大塚健一郎も全日本選抜で優出するなど差し脚は好調だ。


必勝を期す地元勢
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