宇都宮競輪場【第26回 読売新聞社杯 全日本選抜競輪】
検車場レポート

■8/4(前検日) ■8/5(初 日) ■8/6(二日目) ■8/7(三日目)

神山 雄一郎 選手

村上 義弘 選手

武田 豊樹 選手

松岡 貴久 選手

神山 拓弥 選手

 神山雄一郎が5年ぶりGT制覇へ自信の登場! 第26回全日本選抜競輪が明日5日に開幕する。バック側とホーム側が反転して、『風のワンダーランド』宇都宮バンクでは初のGT開催。作新学院時代から慣れ親しむ地で神山が笑顔でエンディングを迎えるか? 坂本亮馬を筆頭に90期台のニューヒーロー誕生は? 見どころ多い4日間の前検日をレポートします。



 メインの特選は12レースからレポート。

 神山雄一郎が余裕たっぷりの受け答えだ。7月26日〜28日に栃茨合宿を経た後は調整重視でバンク入り。「自信? あるよね。武田(豊樹)達と良い練習が出来たし、仕上がりはまずまず。キレ? 元々感じない脚質で、セッティングはピッタリと合っている。宮杯からね。勝負運? 地元だから流れが向くでしょ。展開想定? もう、4日間できている。表彰台で涙? 泣かないでしょ、笑うと思う」。普段より饒舌なのは番組にもよる。山崎芳仁とタッグは過去8度。4度のワンツーで神山の白星は3度あり、「オレの仕事を期待してくれて、山崎はいつも早めに仕掛けてくれる。初日もそうかな? 仕事が必要な番組だし、しっかりと」。

 山崎芳仁は積極攻撃を明言した。先のデーターに、「神山さんは仕事してくれるから、自分は自然と仕掛けが早くなる。誰が逃げる? オレか小嶋さんでしょ。五百だし、仕掛けどころが多いから不安はない」。



 10レースは闘心会が注目の的。石丸寛之はもちろん、佐藤友和に、かの村上義弘まで「逃げるのは…」と名指しされた永井清史。加藤慎平には「今年一番のデキ」と評されて、「岐阜四百での話で、五百になったらどうかは…。ただ、状態には自信ある。五百は楽に逃がしてもらえるし、バンクが軽いなら戦い易い。宇都宮が初めてでも何とかなる」と好材料が多い。

 村上義弘は夏場が大嫌いだが、「暑いからと練習量を落としたくないし、そんなに落とさず来た。もちろん、バテないようにしっかりと調整も。状態? 大丈夫、問題ないでしょう」。個性派の機動型が揃った四分戦に「先行するのは永井君で、自分はしっかり良い位置を取ってからに」と、叩き合いを避ける構え。



 11レースは武田豊樹と坂本亮馬が注目の的。武田豊樹は栃茨合宿を振り返りながら、「わざと、こうなったらダメ。という流れにした、実戦形式の練習ばかり。かなり良い乗り込みになった。直前は取手で疲れを取りながらの調整。平原(康多)? いないから、今回は全部で自力勝負を覚悟。神山さんの地元だしね…」。普段より責任感と使命感を強くして臨む。

 川崎記念制覇とノリノリの坂本亮馬は、「五百は大嫌いで苦手。でも、何とかします。状態? 間隔が空いてないから、直前はノンビリと練習した感じ。川崎と同じで、開催中に状態を上げていく」。



 予選からは主力の思惑が様々な二番勝負をピックアップ。

 5レースは松岡貴久と小野俊之に、牧剛央が鉄壁の九州トリオを結成。この並びは宮杯の初日と最終日以来だ。松岡貴久が「間隔が空いてオーバーワークかも。ただ、四着権利。思い切って仕掛ければ流れが向く、小野さん達にガードしてもらえるはず。親王牌はサンサンだから位置取りしたけど、五百だからしっかりと力を出し切るのが第一です」。小野俊之は宮杯初日に牧に交し交しされた。眼光を鋭くして「初日? もう終わったことで、最終日は松岡とワンツー。函館前に練習した貯金で、差し脚が戻った感覚が。セッティングもバッチリ」。牧剛央も自信満々に「宮杯と同じような番組で嬉しい、楽しみ。富山の後に風邪引いたが、逆に良い休養に。良い状態を維持出来ているし…」と、宮杯一次予選の再現を狙っている。



 9レースは飯嶋則之神山拓弥が本線タッグを結成。飯嶋は「目標? 決勝どうとか考えず、まずは一戦一戦に集中。神山のセンスに任せますよ、注文は無し。セッティングとか問題なく、あとは良い緊張感で臨むだけ」と普段着で受け答え。対照的に神山は、前検日から緊張がピークに達した様子で、「去年の記念決勝(神山雄のV貢献)より緊張している。どうなっちゃうの? 地元と思わず、得意な千葉で戦っていると思わないと。状態? 3連勝した久留米記念の感じを維持出来ている。あの時は無我夢中だった。四着権利だし、久留米の時と同じ意識で…」。敵は自らの心理状況だ。



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