- ■ 10月16日(前検日)
- ■ 10月17日(初 日)
- ■ 10月18日(二日目)
- ■ 10月19日(三日目)
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間に合った!! 平原康多が渾身の整備で、準決勝突破に自信。 2日目を終えた共同通信社杯秋本番は、地元の武田豊樹を筆頭に、数の上では東日本が圧倒的に優勢の流れ。レース後に不満を訴えた平原も、数時間後には笑顔を見せて、正念場を前に心配無用の姿勢を見せた。 二次予選Aは、武田豊樹が初勝利を挙げた12Rから。冷静に、勝ちに徹した走りでの一戦に「結果として1着なのは良かったが、反省が残るレース展開でもあった。でも(勝負は)準決ですからね。力勝負して、(相手を)倒すしかない。ギアを変えようか、一晩考える」。勝負の一番へ主役の動向から目が離せない。 武田に続いてファンの期待に応えた幸田光博は「とにかく良かった。任務は果たせましたね。緊張したよー」と肩の荷がおりた様子。 HSからカマした新田祐大が、後続を引き離して見せ場タップリの3着。「流れに巧く乗れて、いい感じで仕掛けられた」。武田に屈したものの、準決勝も侮れない存在になってきた。 “最高の支部長”山口幸二は、最終バック七番手と苦戦。最後は突っ込んで5着と、ギリギリの準決勝クリアに「位置が悪過ぎたね。よく5着に届いたな。軽快に踏めてはいるよ。中部はほぼ全滅で寂しいけど、腐らず頑張る。賞金(上積み)考えても、決勝には乗りたいね」。中部から準決勝進出は、山口と吉田敏洋だけ。タッグ組む準決勝で意地を見せられるか、注目したい。 10Rは、逃げた群馬コンビの後ろで、内が山崎芳仁、外を海老根恵太が併走する展開。結果的にレースを制した山崎芳仁が、海老根をドカし番手まくりで合わせた矢口啓一郎にスイッチと、大ギアらしからぬ俊敏な動き。「巧く反応出来た。タイムも出ているし、状態は良い。(三番手は)引くに引けなくなって、ここが勝負だと思った」と勝負所を逃さない走りで、ただ一人連勝を決めた。 矢口啓一郎は、天田裕輝の先行に乗り、山崎に合わせて番手まくり。「あれ以上引き付けても被ってしまう。二車でも天田君が頑張ってくれたお陰。差されたが、反応とかしっかり出来ているし、状態は変わらず良いね」。 3着は、山崎をアシストした成田和也。「余裕はないけど、周りは見えていた。初日凄くキツかった分、楽でした。疲れはあるが、その状態(疲れ)に慣れて獲れた千葉記念に似た感じになっている」と吉兆を予感させるコメント。 海老根恵太は「流れに乗り切れなかったのが敗因。天田君を叩けば良かった? 結果的にはそうですね」と多くは語らず。悔しさを噛み殺した。 鈴木誠は、苦渋の決断で海老根を捨て4着。「本当は(海老根と)一緒に上がりたかったが…。あそこで(海老根を)迎え入れたら、自分が5着までに入れなくなってしまうし、あれはもう拾えない。判断とか、脚の感じは良いと思う」。ソツない動きで、ベテラン健在をアピールした。 11Rからは、4、5着となった両者を。石丸寛之は、最終HSから逃げて4着。「周りの動きも思い通りだったし、弱気はいけないと思って、積極的にいけた。2日続けて4着だけど、二次予選Aは、納得のレース出来た」。 5着の木暮安由は「前々で勝負しようと思っていたし、その通りに走れたと思う。余裕もあり過ぎたくらい。最後は、内に差し込み過ぎて、踏めなかっただけ」。石丸を交わしても内抜き失格。4秒ルールにもギリギリセーフと、やはり何か持っている男。 両者は共に、準決勝は11Rに出走。口を揃えたのが「細切れなのでチャンスある。何とかなる」。連勝の山崎芳仁を倒すとすれば、この2人のどちらかだろう。 二次予選Bは6Rから。永井清史後位に北日本勢が嵌る展開。二角からまくった山賀雅仁が、一気に永井を飲み込んだ。「あそこでいかないとどうにもならないという所で動けたね。踏んだ瞬間にまくれると思った。直前にサイクルスポーツセンターで静岡の人達とやった合宿の成果が出ていて状態は良いですね。オールスターの準決勝は、あっさり負けてしまったので、今回は何とかしたい」と決勝進出へ意欲を見せた。 山賀に乗った新田康仁が差し切って1着。「いい所で行ってくれた。スピードも違ったし、飛び付かれる心配もないし、安心でしたよ。ギアを下げたけど、人の後ろだったからね。自力出したい気持ちもあるけど結果出すのが一番。準決勝は自分で動く番組なので、ギアを上げる事も考えて」。ビッグの勝ち上がり段階での白星は久々だけに笑顔が弾けた。 新田に続いた深沢伸介も3着で準決勝進出を決めた。「慣れない場所を走っているから緊張した。もう前2人のお陰ですよ。良かった」。 山賀のまくりに屈した永井清史は「バックの向かい風がキツいし、後ろが荻原(尚人)君だったので、流し過ぎてしまった。もったいなかった」と敗因を挙げた。 7Rは、細切れ戦らしい出入りの激しい展開。佐藤友和が、小嶋敬二を叩いて流し、坂本健太郎のカマシを誘発して好位奪取に成功。「ある程度思い通りになったね。本当は1着取る予定だったけど、大塚(健一郎)さんの牽制で、踏み込むタイミングが取れなかっただけ」と2着にも納得の表情を浮かべた。 勝ったのは、坂本のカマシに乗った大塚健一郎。「(坂本が)ドンぴしゃのタイミングで行ってくれたね。残し切れなかったけど、牽制出来たし、佐藤君に踏み込まれなくて良かったよ」。絶好展開にはなったが、余裕十分の立ち回りで、準決行きを決めた。 8Rは静岡ワンツー。観音寺記念を制したばかりの栗田雅也が逃げ切り勝ち。番手の渡辺晴智が弟弟子の強さを絶賛。「強い。最後まで全然タレない。作戦通り走ってくれた。抜けると思ったけど踏み返された。今まで付いた中で一番強い。初めて抜けなかった」と褒めちぎった。意外にも、両者でのワンツーは初とあって喜びもひとしお。 三番手を確保した松岡貴久が3着。ただ、後ろに井上昌己が付いていただけに喜び爆発とはいかず。「栗田さんのカカりが凄くて、仕掛けられなかった。井上さんに悪い事をしました」。 9Rは、人気を集めた平原康多が1着も、本人曰く「たまたまと言うしかない」と首を傾げる内容。最終一角で前の選手とハウス寸前、最終BSからのまくりは、村上博幸の強烈なブロックを浴びるなどピンチの連続を力で捻じ伏せたが「セッティング全般を今回から換えてみたが、感触にまだ慣れてない。一角は自分のミスだし、このままでは優勝なんか夢の話。修正出来る範囲と信じ、準決勝までに間に合わせたい」。レース後は敗者同然の表情も、12R終了後、準決勝の番組が発表された頃には「ハンドル換えたり、微調整して今日(2日目)より良い」と笑顔が戻った。どうやら修正に成功した様子。 稲村成浩も村上に絡まれる展開ながら、何とか2着を確保。「何とか良かった。周りのみんなが4着と言うから焦ったよ。初日は選考順位で負けた(合志正臣と4着同着で、二次予選A行きならず)けど、今日は写真判定で勝って良かった」。 村上博幸は、大仕事の末3着で準決勝進出。「いい感じでブロック出来たと思ったけど、なかなか止まらなかったし、逆に叩き込まれてしまった。稲村さんにも飛び付けないと思ったが、届いたので体は動いていると思う」。 後方から鋭く伸びた三宅伸だが、僅かに届かずの4着で涙を飲んだ。「あー悔しい。今年一番悔しいね。勢い殺さず突っ込めたが、あとワンテンポ早く飛び込んでいれば…。丸さん(石丸寛之)を差せる状態に仕上がっていたのに…」。今年最高といえる状態だっただけに、ショックを隠せなった。 |
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