取手競輪場【第23回 共同通信社杯秋本番 】
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村上 博幸選手
(京都・86期)
柴崎  淳選手
(三重・91期)

武田 豊樹 選手

 牛山 貴広 選手

加倉 正義 選手

村上 義弘 選手

小嶋 敬二 選手

 ここも主役は武田豊樹!! 共同通信社杯秋本番(GⅡ)は、今年GⅠ二勝と大活躍の武田が、地元ビッグでV最短の存在。暮れのGP出走権、来年のS級S班を賭けた賞金争いも、残り二ヶ月を切って目が離せない。


 まず何と言っても、地元の主役であり、現在輪界のトップに君臨する武田豊樹(12R)から。ダービーVに始まり、サマーナイトフェスティバル、オールスターを制すなど、今年は充実ぶりが光る一年。勿論、地元ビッグも譲れないはず。「いい形で迎えられたと思う。少しオーバーワークかなとも思うが心配する必要のない範囲。今は、疲れがあっても自信持って臨める」と威風堂々とした振る舞い。地元ファンの前でも強さを見せてくれそう。 


 地元勢は、武田を含め三名と少数精鋭で臨む。自動番組ながら、予選スタートの二人は、共に9R出走。牛山貴広は「この開催が、地元でやると決まった時から、ここを目標にしていた。直前は武田さん達と充実した練習が出来た。普段は気負う事もないが、気持ちもいい感じで入っている。ビッグは一度も勝ち上がった事ないけど、初日からは負けられない」と自信を覗かせた。 
 大薗宏は「調子はずっと良いが、流れが悪く結果が出ない。牛山君と同乗出来ただけでもツイてるね。運も必要だからね」と笑顔を見せた。


 ここからは、GP出走権、来年のS級S班入りを賭けた賞金ランキング争いの渦中にいる選手を。

 坂上樹大(1R)は、現在賞金ランク18位。SS入りへ、ギリギリ圏内となるが「自分の場合は、権利かかってても、かかってなくても頑張るだけですから。調子は良いけど、番組がこれではね…。とにかく勝てる様に、何でもやるよ」。自動番組システムの煽りをモロに受けた格好だが、逆に闘志に火がついた様子。


 21位の加倉正義(5R)は、ボーダーの坂上との差が約170万円とあって「年齢的にも、狙えるのは最後のチャンス。ここと、競輪祭と、玉野記念しかない。一戦一戦を大事に戦うだけ。オールスターは初日で失敗したので、まずは初日をしっかり」と意欲満々。
 稲垣裕之(5R)は25位。「ここか競輪祭で一発ヒットを飛ばしたいね。初日チョンボしないように。ここ二場所は納得いく走り出来なかったが、疲れが心配なくらい良い練習が出来たから楽しみ。初日は、実戦では初の77のギアで。少しでも引き出しを増やしたい」と、あくまで競輪祭を見据えた戦いになるのか。


 14位の市田佳寿浩(9R)は「全日本選抜で表彰台に乗れてから、グンと良くなっている。賞金の事も頭に入れながら、まずは一戦一戦しっかり走る事。今のデキなら十分戦えるから」と、十分手応えをつかんでいる。


 昨年のGP覇者井上昌己(10R)は、現在19位。「まだGP連覇を目指してますから。今は競輪祭を獲るための調整をしてる。前回よりは全然良いと思うけど」と、あくまで大一番の競輪祭へ視線を向けている。 
 佐藤友和(10R)は29位と、厳しい位置。「ここか、競輪祭を獲るつもりでいるし、獲れるデキにある」と静かに闘志を燃やした。
 10位の永井清史(10R)は、二年連続のGP出場へラストスパート。「練習法、調整法が確立されてから安定してる。後は大敗を減らす事。前回より感じはいい。オールスター決勝の反省を生かして、積極的に走りたい」。
 山口幸二(10R)は11位。「賞金でGPはもう厳しいかな。ここか、競輪祭を獲るしかないでしょ。かといって狙って獲れるものではないし。状態は問題ないが、運も必要だからね」。 
 最近の活躍で、7位まで浮上した石丸寛之(10R)は「まだ油断は出来ない。休んで、足りなかった練習も出来たし、疲れがひどかった観音寺記念のような事はないから、まずは決勝を目指して」と手綱を締めた。
 13位の村上義弘(10R)は「賞金争いを意識しない訳がない。当たり前でしょ。ビッグでは、地区的に苦しい戦いが続くけど、どう乗り越えていくか。一戦一戦結果を出せるように走れば、自然と(SSに)なれるはず」。残り二ヶ月、入魂の走りで魅せる。


 8位で、GP出場のボーダーライン上にいる加藤慎平(11R)は「状態は問題ない。(賞金争いを)意識するのは最後(競輪祭)だが、上積みするに越したことはないから」と意欲を見せた。
 村上博幸(11R)は16位。「後半で、自分の想像以上に盛り返せた。賞金争いは意識せず、今までやってきた事を貫きたい」。
 初日は、迷った末に、平原康太の番手を選択。あくまで、自分の競走をこだわっている。
 千葉記念で記念初優勝を達成した成田和也(11R)は22位まで浮上。「千葉記念は、ナショナルの合宿や、地区プロもあって疲れがあったが、そういう状態で結果を出せたのは自信になった。うまく調整出来た結果だと思う。あれ(前回)くらい走れれば、問題はないはず」。初日は三番手回りとなったが、勢いは侮れない。 
 23位の浅井康太(11R)は、落車続きでも「もう大丈夫です。ここもあるけど、来月末に松阪記念があるし、その後に競輪祭もある。ここからは、自分にとっても勝負の二ヶ月になりますね」。


 15位の山田裕仁(12R)だが、近況は心許ない成績。状態が心配されるが「焦ってはいない。デキもやっと良くなってきたから、後は展開次第だね」。 
 小嶋敬二(12R)は12位。「賞金よりも、GⅠ獲ってGPへという気持ちが強い。とにかく今は、武田(豊樹)が強い。競輪祭へ向けて、強い武田相手にどこまでやれるか。初日は“挑戦”ですね。まずは初日の走りを見て欲しい」と、対武田に並々ならぬ闘志を燃やした。 


 武田以外で、既にGP出場が確定的な実力者もレポート。

 1月の競輪祭、全日本選抜を優勝している山崎芳仁(10R)は「前回から空いたので、体調を整える事に専念した。いつも通りの調整で、体調も崩さず来れた」と終始笑顔を見せた。


 高松宮記念杯を勝った平原康多(11R)は「疲れがあったのでFⅠ(西武園)を欠場して、満足いく調整が出来た。取手は久々だし、前回は、失格した(平成17年の記念で2日目失格)ので、払拭出来れば」と話した。

 今年はGⅠ優勝こそないものの、既に獲得賞金が1億円を超えて、GP出場が確定的な伏見俊昭。特選の番組、枠順は、抽選で行われたため、珍しい6番車での出走となった。「(6番は)いつ以来か忘れましたね。とにかく久々。緑は意外と似合うと思うので、走りたいと思ってましたよ。千葉記念は、成田(和也)に差されたけど、いい走りが出来たと思う。欲を言えば、もう少し上積み出来ればという状態まで戻ってきた」と言葉の端々に自信が見受けられた。

 親王牌Vの海老根恵太は、地元の千葉記念から中3日。「ポイントは、疲れだけですね。地元記念くらい走れれば、十分勝負になると思う」と、状態に関しては不安を感じていない。

 親王牌、オールスターの準Vで、賞金でのGP出場が当確の神山雄一郎は「取手は、アマ時代から練習でも乗ってきたし、地元意識を持って走れる。ややオーバーワークかなとも思うが、ある程度計画的に来れた」。
 KEIRIN EXPRESS
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