小倉けいりん
検車場レポート

検車場レポートムービー
動画を再生(単位:bps)
アクセス集中時等によりご覧いただけない場合はご了承ください。
ライブ中継・ダイジェスト映像は無料です。
お客様の回線やパソコン等の環境により視聴しにくい場合があります。ご了承ください。
ご覧になるにはWindowsMediaPlayerパージョン7以降のインストールが必要です。
※インストールされていない場合は右のロゴをクリックしダウンロードしてください。Windows Media Player
山崎 芳仁選手
(福島・88期)
山田 裕仁選手
(岐阜・61期)

小野 俊之 選手

山内 卓也 選手

井上 昌己 選手

飯嶋 則之 選手

石丸 寛之 選手

 メディアドームの外で吹き荒れる吹雪は何の暗示か? 第50回競輪祭もいよいよクライマックス。“競輪王”の称号を得るのは第一人者の山崎芳仁か、連覇を狙う井上昌己、超新星・北津留翼か。“競輪王”を決定する号砲が待ちきれない。


 北津留翼の逃げ切りで場内は大歓声に包まれた。地元ファンは、“FⅠ先行”で一世を風靡した吉岡稔真の再来を確信しただろう。
 「決まった作戦はなかったけど、小野(俊之)さんが(初手で)ラインの二番目の位置を取ってくれたのが大きい」
 九州ワン・ツーを決めた小野俊之がさらに詳細に説明する。
 「あの初手以外なら、他の並びも予測が難しかったから、翼に好きにと。村上(義弘)さんがもう一回前に出るパターンも想定していた。重要だったのは、翼を踏ませ過ぎないこと。最後にタレると、後ろから凄いスピードでまくってくるから、対処できない。ライン2車でブロックすればインも狙われるから」
 坂上樹大が3着に食い込み、嬉しいGⅠ初優出。
 「二次予選で失格までして頑張ってくれた浅井(康太)君の分までやろうと思っていた。平原(康多)君と村上さんがやり合ってくれて、僕のコースが空いてくれました」
 平原康多は六番手まくりを放つも、三番手にいた村上とからみ敗退。
 「村上さんの動きをアテにしてせず、自分のタイミングで仕掛けるべきだった…。悔しいけど、一年戦っていける手応えは感じてします」


 11Rでは人気を集めた山崎芳仁-伏見俊昭が快スピードで別線を飲み込んだ。
 「前を取らされたら、引いてからの仕掛けしかない。4.08のギアは、踏み出しでちょっとだけ引っ掛かりがあり、ニュートラルに入るまで時間がかかる気がする。まぁ、勝てたから言えることだけど」
 ピッタリマークで決勝進出を決めた伏見俊昭は余裕を感じさせる笑顔で冗談混じりにコメント。
 「(山崎は)加速がゴールまで続いている。まだ、半周は踏めるでしょう。(ゴール線後の)バックがゴールなら抜けるかもしれない(笑)」
 山内卓也はインをすくっての優出だけに笑顔なし。
 「ちょっと(すくうのが)早かったかもしれない。正直に言って後味は悪い。だけど、逆の立場にだったら、同じことをされるだろうし…。GⅠの決勝は3度目。西王座戦(GⅡ)を獲る前のことですよ」
 荒井崇博は、中団からの先まくりで対抗したが、「俺はあれしかなかった。稲垣(裕之)のカカリが凄かったから、兵藤(一也)の動きがなかったら、面白かったかもしれない」。
 稲垣裕之は力を出し切ったレース内容に致し方なしの表情。
 「自分にやれる最善の策だったと思う」


 最終12Rでは、井上昌己が自分で外寄りのコースを電光石火の強襲で一閃。2年連続の“競輪王”へ王手を懸けた。
 「(菅原)晃が頑張ってくれたけど、武田(豊樹)さんは巻き返しが早い。あの勇気は凄い。ちょっとだけ重い気もするけど問題はない」
 武田の番手を回った飯嶋則之が3着で決勝進出。
 「準決は(ライン2車)であれだけ駆けてくれた武田さんのおかげ。たけど、渡辺(一成)君のまくりに対して何も仕事ができなかったのは悔いが残る。決勝は福島勢の後ろが常識的な判断なのかもしれないが、勝つためには北津留君の番手で勝負するのが一番良いと思う」


 GⅠは、敗者戦でもネームバリューのあるトップクラスが登場する。5Rでは、昨年S級S班だった岡部芳幸が得意のまくりを炸裂させた。
 「お客さんに『今年はまだ始まったばかりだぞ!』と声援を受けて気合が入った。中井(達郎)よりも先に仕掛けるつもりだったけど。やっと勝てた感じでまだまだだけど、とりあえずは良かった」
 岡部マークを主張の山口貴弘が2着に流れ込む。
 「“超イチ”のまくりは違いますね。バックでは千切れ気味ですから」
 先行した柴崎淳は6着敗退も、間違いなく良い経験を積んでいる。
 「GⅠは負け戦でも一流の人達と走れますからね。後ろが競りだったけど、伊藤(正樹)さんには『お前の好きに走れ』と言われていたから。カマシを警戒しながら逃げて、カカリも悪くなかったと思うけど、やはり(岡部は)強いですね」


 石丸寛之(6R)はS級S班での初勝利に安堵の表情。
 「とりあえず赤パンで勝ちたかったのでホッとした。年末の落車で自転車に歪みがあったのか、何か乗っていてしっくりこない。次の開催までには新車が届くので、それをダービーまでに間に合わせるつもり。もちろん、最終日もしっかりと頑張りますよ」    
 新田祐大は、初日に続いて後ろが離れてしまった。
 「(後ろが競りで)今日は仕方がないと思うけど…。やっぱり競輪は一人じゃ勝てない。そんなに悪いとは思わないけど、ワールドカップで競技用の自転車に乗っていたので、競輪用は軟らかく感じてしまう」


 7Rでは、やはりS級S班の合志正臣が出場したが、石丸とは対照的に押圧で失格。三宅達也がマイペースで逃げて押し切った。
 「合志さんを競らせてしまって申し訳ない。(石毛克幸は)インから来たみたいですね。押さえ先行で勝ったのは、通算で10回もないと思うので嬉しい(笑)」
 KEIRIN EXPRESS
Copyright(c) 2008 Nikkan Prosports Shinbunsya kk. All rights reserved.
当サイトに掲載された全ての文章、画像について無断転載、直接リンクを禁じます。
お問い合わせはwebmaster@nikkan-pro.co.jpまで