レースを作る自力型では吉田敏洋と吉川誠に注目。両者共にラインが厚くなりそうだが、実績では吉田が一歩リード。好調時のパワフルさには欠ける近況だが、持ち味を発揮するには最終バックを制してのタテ攻撃が有力。直線の長い当所だけに、同県島野浩司の差し切りも十分。今期はS2に甘んじているが、全日本選抜でも吉田と連係して一次予選は快勝している。来年からはS1復帰も決まっており、年末最後の一戦を優勝で締め括りたい。有賀高士は愛知勢を援護しながらの直線勝負か。年末が近付いてから伸び脚は上向き気配だ。
関東軍は機動型次第にはなるが、巧者稲村成浩、地元広川貞治が争覇圏内か。FT戦では常に主役を張っている稲村だけに、目標不在でもさばきとまくりで優勝をさらう力は持っている。広川も気合は十分だが、楽な展開は望めそうもない。しかし今年一年の集大成を地元ファンの前でアピールしたいだけに、一戦、一戦に全力投球してくる事は必至だ。
吉川誠、栗田雅也、2枚看板の先行型を有する南関ラインも差はない。前記2車はモロさと強さが同居するタイプだが、出切った時のかかりは悪くない。この2人を巧みなリードで優勝を狙うは村本大輔。10月後半から11月にかけての勝ち星は素晴らしく、当時のキレが戻れば、有終の美を飾る可能性がグーンと上がる。
さて、台風の目となりそうなのが岩津裕介。差し脚の切れも一級品だが、番手勝負基本の強気な位置取りにも、定評がある。堤洋が乱調ムードだけに、スンナリ好位という事はなさそうだが、一人でも果敢に攻め込むファイターだ。さらに池尻浩一、湊崎裕次の福岡コンビも、調子を上げてくるようだと侮れない。
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