防府けいりん 防府市制施行70周年【ふるさとダービー防府】
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防府競輪場
検車場レポート

■ 11月1日(前検日) ■ 11月2日(初 日) ■ 11月3日(二日目) ■ 11月4日(三日目)

注目選手に直撃インタビュー!!(検車場ムービー)
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佐藤 友和選手
(岩手・88期)
56k | 256k
村上 義弘選手
(京都・73期)
56k | 256k

堤 洋 選手

中村 一将 選手

荒井 崇博 選手

合志 正臣 選手

三宅 達也 選手

  晴天の中、ふるさとダービー防府が開幕! 前検日も好天に恵まれたが、大会初日も絶好の競輪日和となった。メインの特選3個レースを含め全11レースが行われたが、短走路だけあって赤板前から激しい攻防となり、スピード感溢れるレースが続いた。

 オープニングの1レースは藤田竜矢が赤板先行。番手の坂本英一が有利と思われたが、七番手から太田黒大心の豪快なまくりに遭い3着に終わる。
 「また3着かぁ(苦笑)。ほんと3着名人でしょ。しかし、藤田君の駆け方は気持ちいいし、ほんとありがたいね。ああいうレースをしてくれると、何としてもまくりを止めなくちゃと思いますよ。山本君は止められたが、さすがにその外の太田黒君は…。でも、藤田君も勝ち上がれたのでよかった」
 勝った太田黒大心はラインワンツーで満足そうにレースを振り返る。
 「繰り上がりでの出場でツキもありますね。藤田君があんなにフカすとは思わなかったが…。でも、僕の脚の状態は良さそうですよ」

 前検日からニューフレームで自信を覗かせていた3レースの堤洋は、中団から岡村潤をこじ開けてまくりを打ち、内海雅夫のブロックをものともせずに快勝した。
 「F1ばかり走ってたから大きいレースは緊張しますよ(苦笑)。まあ最低でも中団キープからの組み立て。岡村君が早めに踏んで出切ったらすかさず仕掛けるつもりでしたが…。併走でドカしながらのまくりなので、タイミングは取れてないし、キツかったですよ。ベストの頃に比べれば8割くらいの状態かな」

 藤田竜矢、峠祐介が勝ち上がり負けられない気持ちで臨んだのは4レースの太田真一。バック手前からまくり上げるも届かずの5着。選考順位で二次予選に勝ち上がれるか微妙ではあるが。
 「何とか二次予選に行けるのかな? う〜ん、最終ホームがポイントでしたね。あそこで永井君を間髪入れずに追い掛けるような反応が出れば、結果も付いてくるはずなんだが…。ちょっと後手後手になってる気はする。でも、勝ち上がれたらツキもあると思って前向きに走りますよ」

 5レースは中村一将が打鐘から一気のカマシ先行を決めた。最後は山根義弘に差されたが、ライン3人で上位独占を決めて上機嫌。
 「出てからはペースで駆けられたし、ゴール前の粘りも悪くはなかったはず。でも、ビッグで勝ち上がると気持ち良いですねぇ、こんなに記者の人達やカメラマンに囲まれて(笑)。普段はこんな事ないですから」

 7レースは古城英之ラインにカマされて、車間が空いての中団から詰めた勢いで仕掛けた吉川誠が、同県加藤圭一とで連独占を決めた。吉川らしい力技を見せたが、さすがに息を切らす。
 「このメンバーなら僕は警戒されるし、脚を使わされるのは仕方がない。最後は一杯、一杯だったが、加藤さんとゴール前勝負ができたし満足です。やはり練習仲間(加藤)が付いてると信頼関係が違いますね」

 9レースから特選。逃げる渡辺一成に金子貴志が襲い掛かり先行型の意地がぶつかり合うと、荒井崇博が満を持してまくりを放ち、九州で上位独占を決めた。
 「慎平(加藤)さんが踏み込んだのを追い掛ける形になったので、踏み出しは楽だった。合志さん、池尻さんまで連れ込めましたから(笑)」
 肋骨を痛めて体調が不安視された合志正臣も付け切った事でホッと一安心。競走での感触を得て、実戦でやれる手応えもつかんだ様子。
 「思ったより走れましたね。ウォーミングアップではモガくのも辛かったけど、競走になってしまえば痛みも忘れてます(笑)。打鐘からのハイペースで踏み遅れる不安はあったが、離れなかったし大丈夫そう」
 大外を伸びた池尻浩一は写真判定にも余裕の笑顔でクールダウン。
 「2着でも3着でもどちらでも(笑)。まずは3着以内で準決確定が目標でしたから、クリアしてますからね。合志君は多少なりとも佐藤君とからんでたけど、僕はサラ脚でした。落車、病気さえなければいつでも体調は大丈夫です。日頃からそれを一番に気をつけてますから」
 鋭い踏み出しで渡辺一成を捕らえ切るかに見えた金子貴志は、佐藤の強烈なブロックで不発に終わるも、表情自体に暗さはない。
 「(打鐘から)あのまま七番手で終わるようならダメだと思うけど、仕掛けてますからね。結果は出せなかったけど、着以上に内容はあったと思う」

  10レースは本当に久し振りに村上義弘が横綱相撲で逃げ切った。近畿ワンツーが決まったが、苦しい展開ながら3着強襲で2日目の優秀戦『周防仁王賞』に駒を進めたのは手島慶介。道中は併走続きで脚を使わされたように見えたが…。  「上に勝ち上がれて良かったぁ(笑)。道中の併走は苦しくないですよ。それが僕の持ち味。まあ街道で乗り込んでるから地脚はあるのかも。もう少し早めにコース見極めて突っ込めればベストなんだが」

 最終11レースは日も傾きかけた中で行われた。青板過ぎから動き出すというレース展開で巧みに内から先行策に出たのは武田豊樹。徐々にペースを上げると、マーク神山雄一郎を振り切って堂々の逃げ切り勝ち。
 「ちょっと疲れが残っていたので走る前は緊張しましたが、1着を取れたことでホッとしました。レースは見えてたけど、内をすくってそこからの先行なので、山おろしで加速できないし、キツイのはキツかった」
 神山のブロックを耐え忍んで2着強襲は三宅達也。苦笑いを浮かべながらレースを振り返る。
 「予想とは違ったけど、最終的にはいい位置に入れたんだが…。神山さんのブロックで止まったと自分でも思ったが、もうひと伸びしましたね」
 ハコ3着となった神山雄一郎だが、不安げな表情はなく想定の範囲内だったようだ。
 「まあ、武田があれだけのレースをしてくれたからね。内を突く気配は感じ取れなかったが、身体が反応して追走できたので、悪くはないでしょう。最後は阿部さんのコースも確保しなければいけないし、三宅君へのブロックでも脚を使ってましたから」



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