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    尾崎 睦選手

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    石井 寛子選手

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    橋本 祐司選手

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    鶴 良生選手

検車場レポート:8月28日(2日目)

北九州メディアドーム小倉競輪場で開催中のミッドナイト競輪「トータリゼータ熊本杯」は2日目。今日はガールズが予選2、チャレンジは準決勝3個レースで決勝進出が争われた。ガールズは尾崎睦、石井寛子が連勝で勝ち上がり、決勝戦では梅川風子、大久保花梨の111期コンビと完全優勝をかけて激突する。チャレンジは鶴良生、橋本祐司が無傷で決勝進出を決めた。鶴は決勝戦で同期の平尾一晃に前を任せてデビュー2度目の番手戦。橋本、平尾に準決勝で鮮やかなまくりを決めた富安保充の3分戦で優勝を争う。

 

1レースは2コーナー、4番手からまくった尾崎睦が連勝。粘る梅川風子をゴール前でとらえた。
「番手から出てきた子(土屋)とぶつかったので危なかった。でも1着でよかったです。(ガールズグランプリの選考期間が終わる)9月末までは勝つことが大事。勝たなきゃいけないところは、しっかりと勝ちたい。状態も自転車も問題ないです」
今日も2着に終わった梅川風子だが、連日積極的なレース運びで決勝進出を決めた。
「感じはよかったけど、尾崎さんが強かった。イケるかなと思ったんですけどね。あとちょっとと思いました」
先に動いて梅川後位を取り切った土屋珠里は尾崎のまくりにかぶってしまい仕掛けられず。それでも3着で決勝へ勝ち上がった。
「出し切れなかった。自分のタイミングで行けばよかったけど、バックで後ろを気にしすぎて…。梅川さんの番手で余裕があったけど、尾崎さんが来てから踏んでかぶってしまったので。まくりの展開で失敗すること多いし、今回もダメ。でも経験ですね。位置取りは絶好の展開だったけど」
6着の小林彩乃だが初日3着のアドバンテージが大きかった。トータル9ポイントで7番目に滑り込み、デビュー初優出を決めた。
「後ろになったので前に行くしかないと思ったけど、2番(土屋)に脚を使わされてしまった。(感じも)初日のほうがよかったですね。(初優出だがギリギリで)喜んでいいのかどうか。でも練習してきた成果がありました」

 

2レースは最終ホームから宮地寧々、加藤恵、大久保花梨で踏み合いに。大外の大久保がバックで踏み合いを制すと、うまく大久保に切り替えた石井寛子が直線で抜け出した。
「3車併走のどこに行こうかなと迷ったけど、体は大丈夫ですね。いつもより重いギアだから、いつものほうが回る感覚はあるけど、どっちがいいのかはまだわからない。ドームというのもあるし、外国人も来た。年末のグランプリもあるので。明日、1着ならほぼ(グランプリ)決まりかな? 頑張ります」
2着の大久保花梨だが、連日外を力強く踏んで危なげなく決勝へと勝ち上がった。
「かかりが悪かった。一気に前に出れたらですね。最初のスピードやダッシュがないです。手ごたえ的にはあるけど勝ててないんで。同期の梅川さんとは全プロで勝ったけど、卒業記念の決勝とデビューしてからで2回負けてるんで、明日はリベンジの気持ちで」
スタートよく飛び出して石井寛子の後ろに入った飯塚朋子が3着で決勝進出を決めた。
「しのげました。スタートはフライングするかしないか、そのぐらい合わせて行った。あれしかないと思ってたので。とりあえず前を取れば宮地さんか寛子が来ると思ったし、あとは寛子任せで。体はいいと思います。自転車が流れる。久しぶりな感じですね」

 

チャレンジ準決勝は5レースから。このレースは前受けの平尾一晃が突っ張り先行。打鐘過ぎに大きく外に後退した田村英輝を捨てた富安保充が1センターまくりで鮮やかに前団を飲み込み、決勝進出一番乗りを決めた。
「田村さんがやめたんで、ヤバい6番手だと思って。とりあえず行って、それでダメならしょうがないと思った。4番(金辺雄介)を越えてヨシと思ったけど、加藤(昌平)さんに持って来られると思ってちょっと外を踏んだ。エラすぎて、あとは必死でしたね。(昨日、唯一5着で準決勝に勝ち上がり)ツキがまだ残ってましたね(笑)」
赤板ホームから誰も出させず主導権を握った平尾一晃が2着に逃げ粘った。
「脚がなかったです。今日は地元を後ろにつけてたんで、全ツッパで。田村さんが一番怖かったけど、勝負してみようかなと思った。バックで踏み直そうと思ったけど、全然スピードが上がらなくて…。でも調子は上がってきてる。昨日より今日のほうが軽かったです」
前を任せた金辺雄介が2センターから内に切り込むと、石井孝は外を回して3着に。7レースで伊藤之人が3着になったことで、決勝戦最後の切符を手に入れた。
「富安君が来るなと思ってたけど、金辺君が反応してくれなかった。それでも富安君を追いかけて僕が(金辺を)交わせば2着と思ったけど、金辺君が内に行ったんでビックリした。慌てて外を踏んだけど、あそこからだとあれが一杯かな。(平尾を)抜けなかった。やっぱり強いですね」

 

前受けの境啓亨を内に封じ込んだ橋本祐司(6レース)は小川辰徳の逃げを最終ホームから早めの巻き返し。見事に押し切って、白川将太と青森ワンツーを決めた。
「昨日より体調がいいですね。境君も引いてカマシかなと思ったけど。新人に併走でドカされたら格好悪いし、3番(小川)も流してたので、行けば俺がダメでも白川が乗ればと思った。まずはよかったです。昨日モガいて疲れが抜けたのか、今日はよくなったので、明日もうちょいよくなれば」
白川将太は橋本の早い仕掛けにきっちり続くと、すかさずまくってきた境も巧みにけん制した。
「余裕はありました。今日は感じがよかったし、昨日よりよかった。2番(境)が来るのが早いなと思ったけど、とりあえず1回振って。橋本さんは強いです、やっぱり。でも明日は抜かせてもらいます」

 

7レースは鶴良生が打鐘過ぎ4コーナーから一気に仕掛けて連勝で決勝進出を決めた。
「昨日が仕掛けるの遅くなったんで、今日は遅くてもあそこで行くという形で。ミッドナイトはキツいっすね。普段は寝てる時間なんで。でも、とりあえずは頑張ります。感じですか? 今日のほうが引きずる感じがありましたね」
鶴の仕掛けに尾篭久則が離れ、伊藤之人がこれを追いかけると、伊藤マークの亀井宏佳が直線で伊藤を交わして2着に食い込んだ。
「伊藤君が頑張ってくれましたね。一緒に上がりたかったけど。僕も落ち着いてはいましたけど、今日は伊藤君さまさま。連にもからめてるんで悪くはないです」

 

敗者戦からも勝った選手のコメントを。3レースは松田直也が主導権。村松俊弥の巻き返しを番手の吉田稔がブロックすると、九州3番手を回っていた堀検正が直線鋭く突き抜けた。
「昨日(境啓亨のカマシに離れ)キツかった分、今日は前が先行してくれたし楽だったのは楽だった。(松田が)よく踏みあがったし、まくりもいいスピードでは来ないだろうと。吉田さんもナイスなブロックでした。そこから7番(村上順規)が来そうだったので外を踏んだけど、結果よかった。今日は前のおかげですね」
4レースはルーキーの大中拓磨が先行一車のチャンスをモノにした。ペースを緩めたところを佐藤拓哉に粘られて平野豊との連係は乱れたが、長い距離を最後まで踏み切った。
「勝てたんですけど、やっぱり組み立てがまだ甘いですね。打鐘の2センターのところで緩めずに、思いっきり踏めばよかったです。そのあと後ろがどうなっているか分からなくいて全開で踏んでました。感触は悪くないので、明日はもっといいレースをしたいです」