• Exif_JPEG_PICTURE

    石口 慶多選手

  • Exif_JPEG_PICTURE

    古川 貴之選手

  • Exif_JPEG_PICTURE

    佐伯 辰哉選手

  • Exif_JPEG_PICTURE

    秋永 共之選手

  • Exif_JPEG_PICTURE

    藤田 真選手

検車場レポート:4月14日(2日目)

北九州メディアドーム・小倉競輪場で開催中の、ミッドナイト競輪「チャリロト杯」は、4月14日に2日目を迎えた。今日は準決勝3個レースで決勝進出をかけたサバイバルレースが繰り広げられた。準決勝は渡邉豪大や、特選組の飯塚直人、台和紀らが優出を逃す波乱の結果に。それでも、今シリーズ主役の佐伯辰哉は、抜群の走りで連勝を決めた。決勝は中国勢、九州勢、中近勢の3分戦で覇を争います。

 

準決勝の一つ目、5レースは石口慶多が勝利した。飯塚直人が打鐘で前に出ると、すぐさま吉武信太朗も巻き返す。石口は後方で戦局を見極めて、最終ホームから反撃を開始。軽快なスピードで前団に迫り、最終主導権を握った吉武を直線半ばで捕らえた。
 「あそこしかないと思って仕掛けました。車が進んでいたので、まくれるなと。状態も良いですね。小倉はイメージがいい。だから、早め、早めに仕掛けられる。いけば何とかなるでしょって感じですね」
 最終ホームで吉武に叩かれた飯塚は、廣川泰昭を捌いて番手を奪取。すると、その後ろの松尾大樹が最終2センターから空いた内を突いて2着に入った。
 「直人が全部やってくれました。直人が内にいかなかったので、自分が内に。本当はラインで決めたかったですけどね。状態は悪くはないです。でも、前回の落車でフレームがダメになってしまって、前のを使っています。ちょっと違いますね」
 主導権を奪った吉武信太朗だったが、直線で末を欠き5着に沈んだ。
 「ホームで休んで、バックで踏んでいったんですけどね。石口さんを合わせられると思ったけどダメでした。でも、最後まで踏めているし、タイムも悪くない。調子は良いと思いますよ」

 

6レースは佐藤健太が打鐘で渡邉豪大を叩いて主導権。すると、後方に置かれた古川貴之が、インを進出して離れた佐藤後位を奪う。すくわれた渡邉は中団で併走するも、脚がいっぱいに。最後は古川が番手から抜け出して波乱を演出した。
 「やっちゃいました(笑)。あそこしかないと思って(インを進出した)。きつかったですね。最終2コーナーで離れるかと思いました。でも、前も交わせているし、仕上がってます」
 川島勝が続いて2着。古川の走りを絶賛した。
 「古川がスーパーいい動きをしてくれた。あんなことになるとは。100点です。最後も後ろが疋田(敏)さんだったので、外を踏むと突っ込まれるから中(コース)だと。流れがきていますね」
 佐藤と連結を外してしまった疋田敏は、川島の後ろにスイッチ。直線で外のコースを踏んで3着に入った。
 「健太もまくりでいいのに、僕が後ろだから。いくと言っていたのに離れてしまって…。最後は川島が中にいくと思ったので、外を踏みました。外を踏めているし、練習の成果が出ていますね」

 

7レースは佐伯辰哉が別線から厳しいマークに合うも、打鐘の3コーナーで強引に主導権を奪う。そのままラインを引き連れて軽快に風を切ると、別線はお手上げ。予選に続き、抜群の機動力で決勝に駒を進めた。
 「斬った上をいこうと思っていたんですけどね。その後は3番(板橋慎治)だけ見て。落ち着いて走れました。自転車も良い感じだし、明日は優勝を狙っていきます」
 片山智晴が続いて2着。佐伯に付け切って、ホッと胸をなでおろす。
 「佐伯君は強かったですね。2コーナーで踏み上がっていって、4コーナーで踏み直して。ドキドキしました。頼もしいですね。決勝も佐伯君にお任せで。もう一回ゴール前勝負します」
 後方に置かれた田中誇士は最終バック手前から仕掛けるも、届かず4着。
 「1コーナーでいくべきでしたね。ビビッてしまいました。(板橋に)粘ってくれと思っていたんですけどね。相手が強すぎるし、組み立ても難しかったです。最終日こそは1着を取れるように頑張ります」

 

敗者戦からも勝った選手のコメントを。1レースは赤板の2コーナーで吉田昌弘が前に出るが、藤野一良がカマして強引に主導権を奪う。口の空いた今村清二が最終ホームで吉田をキメると、藤野は後続を大きく突き放して逃げる。苦しい展開となった吉田だったが、最終2コーナーからまくって徐々に差を縮めると、直線で捕らえた。
 「(藤野が)ぶっカマしてくるとは思っていました。もう少し踏んだ方がよかったですね。(今村に絡まれて)タイミングが狂ってしまいました。もう少し追走できていれば。脚がないですね」

 

2レースは打鐘手前で前に出た花村直人が後方から踏み上げた秋永共之を突っ張って主導権を渡さない。秋永は榎田浩二が離れているのを確認すると、番手に降りて好位を確保。最後は直線で抜け出して、久しぶりの白星を手にした。
 「出切ってから考えようと思ったら、突っ張られてしまいました。でも、離れているのが見えたので(番手に降りた)。前々に踏んで正解でしたね。地元なので、何とかと思っていたけど。白星は半年以上ぶりくらいですかね」

 

3レース。後ろから上昇した藤田真は前受けの玉木英典に一旦突っ張られるも、態勢を立て直して打鐘の4コーナーからカマス。抵抗する玉木を最終ホームで叩いて勝負あり。最後は小西芳樹の追撃も振り切ってアタマ。
 「2分戦なので、突っ張られるかなと思いました。その後は、落ち着いていけました。出られなくても5番手ですから。甘えさせてもらいました。出切ってからは楽にペースに入れて、3コーナーで踏み上げてって感じですね。脚もきつくないし、動きも悪くない。昨日は相手(佐伯辰哉)が強すぎました」

 

4レースは、三好恵一郎が先行一車の利を生かして白星を手にした。初手から目標不在の白川有司が三好後位に競りかける。前受けの三好は、赤板の2コーナーから踏み上げてきた武智尚之を突っ張ると、そのままペースで駆ける。三好後位も矢内良和が競り勝って、最後はラインでゴール前勝負。軍配は三好に上がった。
 「2周半くらいから(別線が)来たところでと思っていたら、すでに番手で並んでいました。もう、来るんだと。4番(武智)が、来たり下がったりして、ちょっと焦ってしまいましたね。ラインで決まって良かった。感じも良いですね」