• seto

    瀬戸 晋作選手

  • izumi

    泉 文人選手

  • nakagawa

    中川 勝貴選手

  • yoshinaga

    吉永 和生選手

  • souzaki

    宗崎 世連選手

検車場レポート:3月30日(2日目)

北九州メディアドーム・小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪「オッズパーク杯」は、3月30日に2日目が行われた。決勝進出をかけた準決の3個レースでは、スピード感たっぷりの戦いが繰り広げられた。また、初日予選で惜しくも準決に進むことができなかったメンバーによる1から4レースでも、見応えのバトルが展開された。

 

5レースからは準決。泉文人が押さえたところを瀬戸晋作が、迷うことなく飛び出して先行策。最終ホーム手前で一度緩めてから踏み上げた瀬戸が、後続をシャットアウトした。
「(前受けから)セオリー通りです。やっぱり(小倉は)相性がいい。自分でも踏めてたと思うし、これで(別線に)来られたらしょうがないっていう感じだった」
九州コンビを受けて3番手を確保した泉文人だったが、最終4コーナーから踏んでの2着が精いっぱい。
「ミッドナイトに慣れてない。普段は寝ている時間だから、変な疲れがありますね。(最終)ホームで緩んでいたけど、そこで行けないのは気持ちの弱さ。(決勝で)いいところを見せられるように、ゆっくり休みます」
「弱いです…」とは、瀬戸の番手で絶好の展開も伸びを欠いて3着の梶山裕次郎
「(瀬戸が)踏み上がってたんで、(別線に)まくられはしないと思っていた。(絶好の展開で)もったいないですね。1着が取れれば(気持ちも)また違ってくると思うんですけど」

 

6レース。赤板の2コーナーで久保将史が先行態勢を取って、中団は清水一幸と中川勝貴で併走。4番手の取り合いは最終ホームを過ぎても決着はつかず、中川が外併走から2コーナーでまくりを打つ。踏み直す久保を直線半ばでとらえた中川が1着。
「中団が空いてたんで…。危なかったですね。楽に回せてたんで、(外併走で)焦らずにと思っていました。良かったのはそこ(ラインの松尾大樹とワンツー)だけです」
中川の動きにきっちり続いた松尾大樹が、2着に流れ込んだ。
「ゴチャついてたけど、(中川が)まくりに行ったあとは自分も楽でした。抜きたかった。でも、(中川が)強かった。自分も悪くないです」
レースを支配した久保将史は、抜群の内容も3着で決勝進出を逃した。
「力負けしました。掛かりは悪くなかったし、自分の形はつくれました。ただ、(最終)4コーナーで脚がいっぱいになった。もう1回踏み直せる脚が残っていれば」

 

7レース。打鐘手前で宗崎世連が主導権を握って、一度は3車のラインで出切る。しかしながら、高塩譲次が1車押し上げて3番手はもつれる。逃げる宗崎の番手の吉永和生は、後続のもつれを見極めながら落ち着いて追い込み連勝のゴール。
「後ろがもつれて、山崎(岳志)さんが狙われて、浮かされてるのがわかった。世連は昨日より踏めてたんじゃないかと思いますよ。自分はもう(宗崎)世連のおかげです」
吉永に交わされた宗崎世連は、逃げてのワンツーに納得の顔。
「調子はいいです。昨日も今日も差される感じがないくらいなんですけど。吉永さんは一枚も二枚も脚が違う感じです。ここ2場所(決勝を)外してたし、決勝に乗れたんで良かった。決勝もまずは、自分のやることをやります」
最終2コーナーで山崎をさばいた高塩譲次が、前の2人に離れた3着。
「番手まで行ければ良かったんですけど。3番手にもぐった時にヒジが入って踏み遅れてしまった」

 

1レース。打鐘手前で増成富夫を受けた玉村元気が、叩き返して主導権を奪取。そのまま快調に飛ばして、二の足で押し切った。
「増成さんが全開で行くと思ったんですよ。追いかけて詰まったんで踏んだら、(増成に)めっちゃ合わされた。抵抗されて脚を使ったわりにはね。1着も取れたし、シューズを(2日目から)戻したのが大きい」

 

2レース。前受けから赤板で下げた紀井孝之が、5番手でタイミングを計って最終1センターから踏み上げる。逃げる山田隼司をまくりで楽にとらえて人気に応えた。
「(別線が来るのが)遅かったら、昨日みたいに突っ張る感じでと思っていた。(下げてからは)自分がカマすタイミングで(山田に)踏まれた。ここ来る前に気合が入ってガッツリトレーニングをしてきた。昨日よりは(疲れが取れて)いい。(日に日に)軽くなってくる感じはありますね」

 

3レース。佐藤裕輝の先行態勢。打鐘の2センターから反撃に出た鈴木宏幸が佐藤をとらえて、富永益生が続く。切り替えた町田勝志と原司で3番手がもつれて、富永が番手からキッチリ勝機をつかんだ。
「(鈴木)宏幸は仕掛けるだけは仕掛けますって言ってくれた。ガッツリ構えられるのだけが怖かった。それに宏幸の強い時を知っているから。自分は余裕があったし冷静にできた」

 

4レース。打鐘の3コーナー過ぎに村上皇が主導権を握って、3番手の好位に同期の飯塚直人が入る。村上は焦ることなく、別線を引きつけてペースアップ。直線でも踏ん張って、横一線のゴール勝負を制して逃げ切った。
「(別線を)見ながら踏んでいけました。来られないようなイメージで踏み上げていった。先手を取れたし良かった。(脚の感じは)普通ですね」