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    奥村 諭志選手

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    伊加 哲也選手

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    高橋 大輝選手

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    鶴 良生選手

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    松中 宏樹選手

検車場レポート:2月2日(2日目)

北九州メディアドーム・小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪「DMM競輪杯」は、2月2日に2日目が行われた。チャレンジの3日間開催の今シリーズ。準決の3個レースでは、奥村諭志、高橋大輝、鶴良生の111期3人が白星でファイナルにコマを進めた。

 

5レースからは準決。中団の平川雅晃が6番手の栗田万生をけん制して、栗田も動くに動けない。前受けの奥村諭志は先行の腹を固めて、打鐘の2センターから叩きに出た平川を突っ張ってそのまま押し切った。
「昨日、前々に行ってたんで、自分が前を取ったら早めに(別線が)来るかなっていうのがあったんですけど。赤板過ぎには突っ張ろうと思ってた。それにしても来なかったですね。いままでにない展開だったし、勉強になった。先輩と決められたんで良かったです」
奥村に懸命に食らいついた伊加哲也が、流れ込んで2着。久々の優出に汗をぬぐい、同県の後輩をたたえる。
「(奥村が)強い、自分は終わってホッとしますよ。奥村には省エネでいいって言っていたんですけどね(笑)。大恵まれです」
6番手で立ち遅れた栗田万生は、最終2コーナーからまくるも前が遠く3着が精いっぱい。
「(最近は)先行してても結果が出てなかったんで、走る前に迷いがあったのかもしれない。自分はこんなもんです…」

 

6レース。櫻川雅彦が西日本コンビを受けて3番手。吉川希望が打鐘の3コーナーで主導権を奪って逃げるが、車間を詰める勢いで高橋大輝が最終ホーム手前から反撃に出る。バック手前で逃げる吉川をまくりでとらえた高橋が、白川将太を連れ込んで北日本ワンツーを飾った。
「理想の展開とは違いました。それでも(吉川に合わせて)一緒に踏んで、先行ができたら良かった。でも、今日はラインで決められたのがよかった。踏んだ感じも、昨日より良かった」
瀧口和宏の中割りを阻んだ白川将太が、2着をキープした。
「(高橋が)出てから流したし、それに自分がはまっちゃいました。後手を踏んだら、(最終)ホームで行けとは言っていた。(高橋とは)ほぼワンツー。自分(の1着)は2割くらいですけど」
「出し惜しみしました」と、流したところを高橋にまくられた吉川希望は不完全燃焼。
「落車する前だったら(打鐘の)2センターから駆けちゃってました。今日の(指定)練習の感じも良かったんですけど、ダメですね…」

 

7レース。打鐘の3コーナーから巻き返した鶴良生は、グングンと前団に迫り最終1センター過ぎに横内裕人をとらえる。番手の松中宏樹が1車身遅れて鶴を追いかけて直線。鶴が二の足で後続を引き離して、連勝で優出を遂げた。
「(仕掛けたところは)詰まった感じがしたんで行きました。ただ、のぼりだったんでガツンと行ったら、ひとり旅になっちゃうかなと。それでああいう感じになりました。でも、感じは結構いいですね」
鶴から2車身差も2着に踏ん張った松中宏樹は、息を整えてこう口を開く。
「ゴリゴリ掛かっていくしキツかった。(鶴は)出切れるのかなっていうのはあったけど、ああいう走りを見ているから付いていきました。そしたら1センターからまた伸びていった。自分も出し切りました」
最終2コーナーから好スピードでまくった猪野泰介だったが、鶴には並べず3着で優出を逃した。
「伸びていったし、いい感じだった。でも、鶴が踏み直したんで、スピード差がなくなった。行けるかなと思ったんですけど」

 

1レース。荒川大輔が、後続の競り合いをしり目にマイペース。準決進出はならなかったが、逃げ切りで一般を制して最終日へとつなげた。
「とりあえず前回から着内に入れているし、一番悪い時からしたら少しはいいのかなと。ただ、(踏んでいる感じは)まだまだですね。トップスピードに乗り切ってないんで、そこの課題はあるけど(最終日も)しっかりと頑張ります」
2レースも一般。赤板の2コーナーで坂本佳憲が押さえて出ると、前受けの高森旭二は6番手まで下げる。単騎の宮下潤が切り込んだでひと呼吸置いたところをカマシ一気。高森に続いた黒瀬浩一が、番手でチャンスをモノにした。
「(坂本は)油断していたのか、緩みましたね。もう(高森は)出る時に1回流しに入ってもよかったと思う。あれだと残すに残せなかった。高森君のおかげですけど、自分の調子もいいですね」
3レースからは選抜。野井正紀が先行策。5番手に構えた富永昌久だったが、なかなか仕掛けず最後方の小磯伸一にインをすくわれる。そのタイミングで自力に転じた五十嵐博一が、まくり追い込んで1着。
「だいぶ待ったし、もうあれ以上待てなかった。(すくわれた富永が)下がって来ると、自分はもう無理ですから。(前も)そんなに掛かってなかったし、アイツ(富永)も行けば楽に行けてたと思う」
4レース。白濱一平の番手に飛び付いた鈴木達也が、阪本大志から逃げる白濱の番手を奪う。白濱は直線でいっぱいで、追い込んだ鈴木が北日本ラインを上位独占に導いて1着。
「2分戦だし、あれ(番手狙い)しかなかった。昨日もそうなんですけど、余裕がなかった。すんなり(番手を)取れたんで、もっと早めに抜きに行こうと思ってた。脚の感触がイマイチですね」