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    楠木孝志郎選手

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    岡崎景介選手

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    宇佐見裕輝選手

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    西村行貴選手

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    高橋泰裕選手

検車場レポート:12月2日(2日目)

北九州メディアドーム、小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪「ケイドリームス杯争奪戦」は12月2日に2日目が行われた。準決勝3個レースをメーンに熱戦が展開。市橋司優人をはじめ、楠木孝志郎、宇佐見裕輝、高橋泰裕らファイナリスト7名が出そろった。激戦必至の決勝は見逃せない。

 

準決最初の5レース。中団から合わせて踏んだ岡崎景介が、押さえにきた山本淳を突っ張って先行策。この様子を後方で見ていた楠木孝志郎は、最終2コーナーからアタック。抜群のスピードで快勝した。
「いろいろ予想外でしたね。予定より前と千切れてしまって、(打鐘の2センターで)仕掛けられなかったです。でも、(換えた)フレームが良いですね。重いけど、流れる。状態も悪くないです」
楠木マークの太田黒大心が離れ、岡崎景介が2着に逃げ粘った。
「(突っ張ったのは)とりあえず、動いておかないと。後輩達にも示しがつかないので。前まではいろいろセッティングを換えていたんですけど、ハンドルを元に戻してよかったですね」
松山正和が、2センターから空いたインを突いて3着。
「出させてくれると思ったけどね。7番(楠木孝志郎)がいってしまったし、あそこ(2センター)で外を踏んでも。内しかないと思って踏みました」

 

6レース。竹元太志が宇佐見裕輝に蓋をしてから踏み上げる。しかし、前受けの小玉拓真も突っ張って踏み合いに。4番手となった宇佐見は構えることなく、最終ホームからスパート。踏み合いの上をあっという間に叩いて勝利した。
「とりあえず、先行することを頭に入れて。西村(行貴)さんが中団を取ってくれたし、どこかでいこうと思っていました。踏み合いになったけど、待ってからより落ち着く前にいったら決まるなと。状態も悪くないです」
西村行貴は踏み出しで宇佐見と口が空くも、懸命に追いかけて2着を確保した。
「詰まったので、内にいたから付きづらかったです。でも、仕掛け所はあそこですよね。(口が空くのは)いつものこと。でも、いつもならもっとうまくリカバリーができるんですけど」
目標がまくられた宇根秀俊は、3番手に追い上げた塚本大樹の後位にスイッチ。最後は塚本との3着争いを制した。
「3番(竹元太志)の後ろは、誰もいなかったんですね。入られないように前しか見ていなくて、気付いていませんでした。パッと後ろを見ていれば…。えらかったです」

 

7レースは高橋泰裕が強豪から白星を奪った。後藤祐貴が中団の市橋司優人に蓋をしてから、打鐘で飛び出す。市橋は中近勢に続き、絶好の3番手を奪取。最終1コーナーから仕掛けると、鳥越靖弘のブロックも乗り越えて前団をまくり切る。大勢は決したかに思われたが、2コーナーから踏み上げた高橋が大外を抜群のスピードで進む。直線半ばで市橋を捕らえた。
「(市橋に)入られてしまって。中途半端に引いてしまいました。レースがヘタですね。仕掛けたのは2コーナーくらいです。3コーナーは苦しかったけど、何とかいけました。決勝は力を出し切れるように」
市橋司優人が2着で決勝に進出。
「(鳥越のブロックが)来るのはわかっていたんですけど、あんなに綺麗にあてられるとは。下りだったからいけたけど、登りなら止まっていましたね。あれで脚を使ってしまいました」
後藤祐貴は市橋に真っ向勝負を挑むも、まくられてシンガリ負け。
「本当は後ろを併走させたかったんですけどね。(市橋が)3番手だと厳しいです。ペースに入れて、駆ける前に来られてしまいました」

 

敗者戦からも1着選手のコメントを。1レースは山田隼司が打鐘の3コーナーで飛び出して主導権。そのままペースで駆けて押し切りも、表情は浮かない。
「どっちが前を取っても、中団からいくつもりでした。(別線が早めに巻き返してきても)出させるつもりはなかったですね。回すまではよかったけど、踏み直しから力が入らない。セッティングが出ていないですね。でも、これは練習では出せないので。競走で探すしかない。とりあえず、1着でよかった」

 

2レース。大沼孝行が後ろ攻めから上昇。赤板の2コーナーで主導権を握るも、合わせて踏んだ小谷文康が番手に飛び付いてもつれる。それでも大沼は冷静に駆けると、舟元権造の仕掛けも合わせ切って白星。
「小谷君が飛び付くとは思っていなかったです。切り替え、切り替えかと思っていて。でも、残り1周は冷静にペースで駆けられましたね。どうやったら外(木下章)が勝てるか考えながら。何とかワンツーが決まってよかったです」

 

3レース。赤板の1センターで前に出た樋口絢土は、押さえにきた山中貴雄を打鐘で突っ張る。すると、中野功史は離れた関東後位に追い上げて3番手を奪取。2センターから外を回して、突き抜けた。
「自力を含めて作戦を考えていました。山中さんが斬ったところをいこうと思っていたんですけど、突っ張られてしまって。そこで、どうしようかなと思って3番手に入りました。(直線で鋭く伸びたが)前がカカっていなかっただけです」

 

4レース。打鐘で押さえられた吉岡伸太郎は5番手に下げると、4コーナーからロングまくり。軽快なスピードで逃げる高木修二らを飲み込み、ラインで出切る。最後はきっちり続いた作田悦章が差し切った。
「S取りが決まったし、吉岡君が気を使っていってくれたおかげです。でも、最後は抜けないかと思いましたね。モタモタして3着なら上のレースを走れないですから。抜けて良かった」