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    菊地竣太朗選手

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    和田誠寿選手

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    玉村元気選手

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    板埼佑矢選手

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    小森貴大選手

検車場レポート:11月13日(2日目)

北九州メディアドーム小倉競輪場で開催中のミッドナイト競輪「ケイドリームス杯」は2日目。今日は準決勝3個レースで決勝進出が争われた。地元の林慶次郎は惜しくも決勝進出を逃したが、連勝で勝ち上がった小森貴大をはじめ、菊池竣太朗、玉村元気らが準決勝1着で決勝に進出。最終日は小森、菊地の111回生を中心にハイレベルな優勝争いになりそうだ。

 

 

決勝進出一番乗りを決めたのは5レースの菊池竣太朗。前受けから下げてすかさず叩く作戦を真船拓磨の動きに阻まれてしまったが、冷静に5番手で立て直すと鮮やかに前団をまくり切った。
「作戦は前を取って、池部さんが行ったうえを行こうと思ってた。でも(真船に一発)食らって、行きたいところで行けなかった。あそこで無理に行っても浮いて後ろにも迷惑がかかるので。バックで緩んでたので行ったけど、ラインで決められなかったのが…。昨日は体が寝てる感じがあったけど、今日は考えてやったのでよかったです」
菊池後位の鶴岡與之は離れてしまう。逃げる池部壮太をギリギリまでかばった和田誠寿が2着で3場所連続の優出を決めた。
「前のおかげですね。余裕はあったんで切り替えようかと思ったけど、(池部を)残さんといけんと思った。それで一応、(けん制を)やる格好はしたけど、スピードがよかったですね。3連続(優出)は初めて。自在に変わってからここまでバーンと成績がよくなった感じです」
最終レースの3着が葉狩伸泰だったことで、決勝戦最後の一人は池部壮太に決まった。
「今日はああいう風にしようと。ペースもカマシを来させないようにと思って踏んだ。(来期からの)1、2班も見すえてですね。でも今日は和田さんがやってくれて残れた。あれで和田さんとゴール勝負がしたかったけど、まくりが得意な選手ですからね」
6レースは玉村元気が林慶次郎を豪快にまくって快勝。見事に決勝進出を決めたが、打鐘で林に叩かれたレースを悔しがった。
「レースは勝ったけど、勝負に負けましたね。出させるつもりはなかったけど、めっちゃいい勢いで来た。くそーっ。ホームで行きたかったけど、そこも行けずにくそーでした。でも、行ったのが直線でよかったですね。ブロックも避けれたし、下りも使えた。でも最後は辛すぎて1着かわからなかったです」
玉村のまくりに中川貴史が離れると、3コーナー、6番手から玉村目がけてまくった板崎佑矢が林をかばい気味に踏んだ茅野寛史をとらえて2着に入った。
「(林、玉村の)2人が徹底だし、ああなったらと思ってた。赤板から後ろでけん制してたし、僕もちょっと踏んどかんとと思ったけど、打鐘からいいペースでしたね。遅めの仕掛けになったけど、感じは悪くなかった。このスピードなら行けるかなと思いました」
打鐘で強引に玉村を叩いた林慶次郎だったが、最後は末を欠き5着に敗れた。
「仕方ないです。玉村さんも気合入ってたから気持ちで負けるのが嫌だったので。今日は負けたくなかった。出し切ったけど、(結果が)ともなってないんで…」
7レースは角口聖也にフタをされて7番手に置かれた小森貴大が打鐘過ぎ4コーナーから一気のカマシ先行。番手の窪田陽介が離れるほどのスピードで前団を叩き切ると、そのまま後続を千切って圧勝した。
「今日はしっかり出るってことを思ってたんで、まずしっかり出切ることを意識しました。後ろがいないっていうのはわからなかったけど、どうなってるのかはわからなかった。僕は前に踏んだだけなので。昨日より今日という感じでよくなってきてます」
結局、窪田は追いつかず。3番手の葉狩伸泰も踏み出しで離れていたが、懸命に前を追うと窪田に追いつく。直線で窪田をとらえて2着かに、葉狩の動きに続いた桂馬将人がゴール寸前でわずかにとらえた。
「今日は葉狩さんのおかげです(笑)。後ろでスカスカでしたね」
一方、惜しくも3着で決勝進出を逃した葉狩伸泰は「抜かれたのは大きいなあ」と肩を落とした。

 

敗者戦からも1着選手のコメントを。1レースは後ろ攻めの柊元則彦が打鐘過ぎ4コーナーからカマシ先行。番手絶好の島村健吉
「気をつかってもらって、スンナリでしたからね。(柊元とは)気心も知れてるし、練習と同じで付きやすかった。もう引退レースでもいいぐらい。1着はいつ以来か覚えてないです」
2レースは竹野行登が鋭い伸びで快勝。スタートで前から2番目を取った山田稔が打鐘から主導権を握ると、そのライン3番手から突き抜けた。
「あの並びだと6番(前を取った砂賀優徳)のイン粘りもありそうだし、山田さんもホームガマシかなと思ってた。まさかあんなに踏むとは思わなかったんで打鐘はキツかったですね。最後は川井(泰介)君が横に動くのも想定内だったので。とりあえず1着でよかったです」
3レースは先行一車の田尾駿介の番手が初手から競りになる。前受けの田尾は先輩の中村秀幸に気をつかいながら駆けたが、競り勝ったのは瓦田勝也。ペースで逃げた田尾が押し切った。
「今日はペースで。スピードがないんでペースで行ったんですけどね。(後ろは競りだったが)落ち着いて行けたんですけど、もうちょっと僕のダッシュが効いてれば中村さんが勝ってたと思う。ちょっとそこが…」
4レースは打鐘から一気に伊藤稔真が飛び出して富安保充はスンナリの番手回り。ゴール寸前できっちりと逆転した。
「強かった。頑張ってくれました。ああいう作戦だったし、それで粘られたらと覚悟は決めてた。今日は前さまさまですね。あんなところから行ってくれて、道中もいい感じでした」