• 1R_5_minoda

    蓑田 真璃選手

  • 2R_6_ishii

    石井 貴子選手

  • 3R_1_morikawa

    森川 康輔選手

  • 4R_6_simamura

    島村 匠選手

  • 7R_1_hunase

    船瀬 惇平選手

検車場レポート:1月13日(初日)

北九州メディアドーム・小倉競輪場でミッドナイト競輪「富士通フロンテック杯」の初日が、13日に行われた。ガールズケイリンでは梅川風子の欠場があったものの、迫力のバトルが展開された。また、チャレンジではすべてのレースで111期のルーキーが勝ち星を挙げた。

 

ガールズ予選1の1レースは、梅川風子の病気欠場による6車立て。カマシ気味に出た齊藤由紀に飛び付いた蓑田真璃が、追いつきざまにまくって好スタートを切った。
「自分ではペースで行こうと思っていたけど、(齊藤が)来たので一生懸命飛び付きました。あとは楽に回せた感じがします。(1着は)自信になりました。やっている練習が合ってきているのかなって思います」
「自分の脚力からしたら、上デキというよりデキすぎです」とは、赤板の1センターでうまく蓑田後位に入った佐々木恵理。流れ込んでの2着に納得する。
3番手にいた齊藤由紀は、後続の動き合わせるように最終ホーム手前から仕掛けて出て主導権。先行策に出たが、直線失速の4着に肩を落す。
「(後ろが追い出しのようになって)それに焦って、慌ててしまった。ああいうのに慣れてないんですよね。せめて3着と思ったけどヘタです。(最終)ホームから行ったっていうのも初めてだと思う。一般戦でも2コーナーくらいだと思うんで…。悔しすぎる」

 

2レースもガールズ予選1。切って出た亀川史華を好位で射程圏に入れた石井貴子が、最終ホーム手前からスパート。危なげない逃げ切りで人気に応えたが、先を見据えてその表情は厳しい。
「自分でもよくわからないんですけど…。駆けやすい展開だったし、1周ちょっとなのに掛からなかった。今回はしっかり自分の走りをと思っている。1週間後にトライアル(松戸1月26日から)もあるんで、そこにつながるようにしたいです」
飛び付いて石井を追った亀川史華は、最終3コーナー過ぎに車間が詰まるも、仕掛けをちゅうちょして流れ込みの2着。
「(周回中に)石井さんが後ろにいた時点で、自分でなにかして位置をづらさなきゃと思った。それで前に出た。そのあとは絶好と言えば絶好だったけど、追いついたのが3コーナーだった。あそこで行くと(浮いてしまう)っていうのがあった。本当は1着が欲しかった。でも、最低でも2着と思っていた」
「冷静に走りました。脚の方は平気なんです」とは、人気両者に食い下がって3着の小林彩乃

 

3レースからはチャレンジの予選。伊藤司が突っ張り気味に踏んで、怯んだ森川康輔は打鐘を過ぎて中団まで下げる。肥後勇志は沢田勇治にからまれて、4番手に森川。最終2コーナー手前からまくった森川は、白星にも反省を忘れない。
「叩きに行かなきゃいけなところなんですけど、中途半端でした。ホームもめちゃくちゃ緩んだ。あそこで行っとかなきゃ。ちょっとまくり自体も久しぶりだったんで、そんなにスピードに乗ってない感じがある。(準決は)自分のレースをしたい」
森川後位に照準を合わせた沢田勇治は、最終1センターで番手を奪取して2着に流れ込んだ。
「5番(伊藤)もヤル気があるのもわかっていたし、あとは森川君の仕掛けにダッシュ勝負でと思っていた。そうすれば肥後さんはさばけると。自転車の出も悪かったけど、初日なんで内に行くのを我慢した」

 

4レース。横田政直が先行態勢も3番手にいた友永龍介が、打鐘の3コーナーから踏み上げる。友永が難なく主導権を奪取して、友永ラインに続いた島村匠が4番手をキープ。最終バックからまくりを打った島村が、前団をとらえて好配当を演出した。
「先行をするつもりだったんですけど。(4番手に入ってからも)いつでも行けるようにと思っていた。(脚は)軽かったのは、軽かったです。予選での1着は(デビュー以来)初めてなんでよかったです」
打鐘の3コーナーから踏み込んでいった友永龍介は、逃げて3着。息を切らしながら振り返る。
「3分戦だし1回突っ張って、それでも無理に(別線が)来たら中団に入ってと思っていた。中団にはまって、そのとバックを踏むのもと思って行った。あそこじゃもうバックを踏めないですから。ホームで流してもよかったけど、ダラダラと駆けてしまった。(脚は)悪くない。でも、ちょっとスカが入る。一番大事なところで力が入らない」

 

5レース。森啓が押さえてぺーすを落とすと、照屋将貴は4番手に引いて前団との車間を空けて反撃のタイミングをうかがう。照屋が打鐘の3コーナーから巻き返して、森に番手にはまられながらもきっちり押し切った。
「(森に)後ろを見られてたんで、行きづらかった。そのあとも3番(森)が後ろにいたのはわかった。脚の感じは悪くないですけど、ジャン前のところで行っていればよかった」
照屋との連結を外した塩満賢治は、3番手で服部正継とからみながらもしぶとく内を踏んで現地集合のワンツー。
「(照屋の仕掛ける)タイミングが2コーナーくらいだったら良かったけど。あれだと厳しいかなと思った。ただ、6番(久松昇一)が前にいたんで、照屋君もやりにくかったと思う。最後にドッキングできてよかった」

 

6レース。赤板で誘導を降ろすように山崎泰己が突っ張ると、染谷幸喜は焦ることなく5番手に下げての出直し。打鐘から踏み込んで一気に主導権を奪って逃げ切った。
「もうああなってしまったんで、行けるところからと思ってました。ただ、そこまで脚は使ってなかった。昨日、今日と練習の時にドームなのに重いなっていうのがあったけど、競走したら軽かったです。ここ5場所、中3、4日が続いている。でも、練習は休まずにやっています」
踏み出しでわずかに遅れた二塚正裕が懸命に染谷を追走すると、山崎泰己は3番手からの直線勝負で2着。
「逃がされたらどうしようかと思った(笑)。後ろから突っ張られるくらいだったら、前で一度突っ張った方が気持ち的に楽かなと。あれで(染谷が)焦ってカマしてくれればよかったけど、落ち着いていましたね」

 

最終の7レースは、船瀬惇平が後続をちぎって快勝した。迷いなく赤板で下げた船瀬は後ろを気遣い2コーナーから発進。1周半以上を駆けて、別線を寄せ付けない逃走劇を見せた。
「(最終)ホーム前ではまだ全然脚力を使ってなかったし、今日は踏み直しもできた。落ち着いていました。前にここ来た時は5、2、5着で散々だったけど、それからギアも3.77から85にして、(レースにも)慣れた」
船瀬の番手の佐藤隆紀は、最終バックを過ぎていっぱい。3番手の竹内真一が直線で差し脚を伸ばして2着。
「(佐藤に)申し訳なかったですけど。もうちょっと様子がおかしかったんで、先に踏ませてもらった。船瀬君は後ろに気を遣ってくれるような仕掛けで、ありがたかったです」