• Exif_JPEG_PICTURE

    松岡慶彦選手

  • Exif_JPEG_PICTURE

    大瀬戸潤一郎選手

  • Exif_JPEG_PICTURE

    高田健一選手

  • Exif_JPEG_PICTURE

    岡崎昭次選手

  • Exif_JPEG_PICTURE

    水本博行選手

検車場レポート:5月20日(2日目)

北九州メディアドーム・小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪「チャリロト杯」は、5月20日に2日目が行われた。決勝進出をかけた準決の3個レースでは激しい火花が散らされ、大瀬戸潤一郎が初日特選から連勝で優出を果たした。

 

準決最初の5レース。5番手まで下げた鈴木謙二は、最終ホーム手前から反撃に出る。2コーナーで逃げる川口聖翔をとらえて、松岡慶彦がピタリと追走。松岡が余裕をもって鈴木を交わした。
「(鈴木は)強かった、踏み出しはさすがですね。自分はちょっと前の状態だったら、離れるかいっぱいになってた。だいぶ戻ってきています」
「一番行っちゃいけないタイミングでした」と、スピードの違いで前団をのみ込んだ鈴木謙二だが、反省の弁で振り返る。
「行っちゃったからには、もう出切らないとしょうがない。自分の脚は知れてるんで、(決勝は)タイミングの面で修正をしないと」
鈴木、松岡の後ろにスイッチした光岡義洋は、2人の間のコースを選択するも3着まで。
「川口は練習以上のものを出すタイプだし、頑張ってくれるんでもう任せたからにはと思いました。(鈴木と)スピードが合えばもっと仕事ができた。そこからうまくスイッチはできたけど、中割りを行っていれば…」

 

6レース。滝本泰行は前受けから赤板の2コーナーで突っ張り気味に踏んでから、神奈川コンビを受けて3番手を確保。最終ホーム手前から上田隼が追い上げると、大瀬戸潤一郎は上田をさばいて番手を守り滝本のまくりに続く。後続との間合いを図った大瀬戸が、冷静にゴール寸前で差し切りラインでワンツー。
「後ろに上田君が入っているのはわかっていた。だから、自分が早めに踏んで、(滝本が)3着だと滝本は決勝に乗れないんで。2着までに残さなきゃと思ってました。楽は楽だし、(脚の感じは)問題ないです」
最終1センターからまくり上げた滝本泰行が2着。優出を決めて納得の顔で汗をぬぐう。
「もっと気持ちを強くもっていれば、あそこは突っ張るところなんですけど。大瀬戸さんも無理して付き合うよりはって言ってくれたんで。上田さんが来たのがわかったんで、(仕掛けて)行きました。最後まで踏み切れたし、脚の感じはいいと思います」
「あそこは追い上げればいいんですけどね…。あれが9車なら。7車は難しい」と、3着で決勝進出を逃した上田隼は苦笑い。

 

7レース。高田健一は打鐘の3コーナーから巻き返した在本直樹との息が合わず、最終ホーム手前で中団に降りる。ひとりになった在本を受けて番手に飛び付いた永橋武司だったが車間を詰めていっぱい。5番手にいた高田は内よりのコースを縫って突き抜けた。
「あれは(在本に)付いていかないと。(在本が)止まったように見えて、入れようかと思ったら、行ったんでアカンと。悪いことをしました。そこから内が空けば内にと思ってたし、余裕はあった」
桑原亮は最終バックで最後方の7番手。まくり追い込む成松春樹に乗って直線強襲も2着まで。
「1着と思ったんですけど…。もう(成松の)外に行ったら間に合わないと。脚の感じはいいです。先に切るっていうのは2人で決めたんですけど、今日は(成松)春樹に一番キツい展開になってしまった」

 

2日目は一般戦からのスタート。1レースは岡崎昭次がまくりで快勝した。押さえて出た橋本祐司が、そのままペースを上げて逃げる。3番手を確保した岡崎は最終2コーナーから踏み込んで、四国3車を上位独占に導いた。
「あれで(橋本が)叩かれたらヤバかったですね。自力はしんどい。スタートで3割くらい脚を使うし。まくったと言っても今日は3番手ですからね」

 

2レースは波乱。2車単で3万円超の配当が飛び出した。鈴木豪の上昇に突っ張り切れなかった山崎弘夢はイン粘り。浅井雄三に番手を割り込まれたものの、山崎が再び3番手から踏み上げる。山崎に付けた塩満賢治は、逃げる鈴木豪と番手にはまった浅井の間を踏んで1着。今年初勝利を飾った。
「(山崎が)よう頑張ってくれた。6番(浅井)の方が伸びているから、自分は2着かと。久々の1着だし、ここ何年かは年間1勝なんで今年はこれが初勝利です」

 

3レース。突っ張られた内山拓が最終ホームから強引に仕掛けると、今村康志と呼吸が合わせず山田裕哉が番手に入る。山田に付けた水本博行は、2センターから踏み込んだ山田の外を伸びて区切りの通算200勝をマークした。
「展開ですよ。山田君が踏まなかったんで、自分はかぶる前に踏もうと。昨日は伸びなくて情けなかった。今日は恵まれです」

 

4レース。押さえて出た野村典嗣がペースを緩めたところを逃さず、5番手の齋藤正国が一気に仕掛ける。関東3車で主導権を奪って軽快に逃げた齋藤が、鮮やかに押し切った。
「昨日は感じが悪かったんですけど、今日は修正できました。昨日の感じだったら行けてなかったと思います。(初日は)体が浮いてる感じがしたのが、もうしっくりきたんで良かったです」