• 7R-ueda

    上田 隼選手

  • 2R-arimoto

    在本 直樹選手

  • 3R-takimoto

    滝本 泰行選手

  • 4R-nomura

    野村 典嗣選手

  • 6R-matsuoka

    松岡 慶彦選手

検車場レポート:5月18日(前検日)

北九州メディアドーム・小倉競輪場でミッドナイト競輪「チャリロト杯」が、5月19日からスタートする。今シリーズはA級1、2班による3日間開催。九州勢は成松春樹、地元の桑原亮を中心にして他地区を迎え撃つ。予選には特班後2場所続けて優出している109期の野村典嗣らがいて、ドームバンクで繰り広げられるスリリングなスピードバトルは、初日から目が離せない。18日の前検日には、選手各々が入念な調整を行い、翌夜からの激戦に備えた。

 

初日のメーン、特選の7レース。佐世保、富山とここ2場所の初日は連続で白星を飾っている上田隼は、例によって人懐っこい笑顔でリラックスムード。
「中4日は大丈夫ですよ。今期はまだ優勝がない。自分のなかでもムラがあるのはわかっていて、それが初日に大敗している時です。(4場所前の)岸和田でヤバいかなっていうのがあって、そのあと調整をした。それでいい兆しを見せて、自分でもいい感覚を思い出した。それが最近の2場所です。それを今回は確かなものにしたい。後手だけは踏まないように、1車でも前にです」
成松春樹は前回の広島216着が練習中の落車による怪我からの復帰場所。上々の手応えをつかんで、今シリーズは初日から不安はなさそうだ。
「とりあえず(前回は)初日を走ってと思ってたら、しっかり走れたんで良かったです。怪我はそんなに酷くなかったけど、頭を打ったのもあって大事をとってしばらく休んだ。(体調は)大丈夫です」
東日本でただひとりの特選スタートになった鈴木謙二は、中四国コンビとの即席ラインで3車ができあがった。先を見据えて、こう口を開く。
「いろいろできるようになりたい。僕の先行だと通用しないんで。先行はもちろんですけど、位置取りとかもできるようにならないと。(戦法の)幅を広げていきたい。あとは(仕掛ける)タイミング次第ですね」

 

1レースからは予選。ここ3場所勝ち星のない永橋武司だが、順調をアピールする。
「バックも取れているし、自分としてはやることできていると思います。前回は粘りがちょっとでした。中4日はいつも通り練習を3日間やって、あとの1日は軽くやりました。(仕掛けを)ちゅうちょせずに思い切って行きます」
近況コンスタントに連対を果たしている松本一成は、完調とは言えないまでも上昇カーブを描いている。
「冬場よりは良くなっていると思う。もともと寒い時期は体が動かなくて苦手なんで。前回は初日が良かったけど、2日目からは…。明日はいいタイミングで行けるようにしたい」

 

2レース。2場所連続で優出を果たしていた在本直樹だったが、前回の高松は289着。苦笑いでこう打ち明ける。
「高松はちょっとやらかしちゃいました。気持ちで負けていたところもあったけど、感じがあんまり良くなかった。フレームを新しくして、最初はいいかなと思ったんですけど。先行するのに苦しかった。今回は戻したんで大丈夫だと思います」
在本と同じくフレーム選択の失敗で、前回の小松島を772着だった赤星俊光
「フレームを換えてボロボロでした。調子はだいぶ戻ってきている。それでなんかイマイチだった。今回は戻してみる。何日間かそれで乗ってきたけど、やっぱりいい感じがしました」

 

3レース。今月末に迫った全プロ競技大会に向けて状態を上げたい滝本泰行は、今シリーズでキッカケをつかみたい。
「最近は良くないですね…。練習はやっているけど、練習方法を変えたり、(乗っている)ポジションを変えたりしている。勝てなくなって弱気になっているところもある。全プロの1kmでも、(自転車に乗ってて)なんかイマイチ、フィーリングが…。気持ちの面が大きいし、今回は優勝するつもりでやります」
徐々に調子を戻しつつある佐藤有輝は、連係のある橋本祐司に託して予選突破を目論む。
「(3月に)落車して、大怪我じゃなかったけど首を痛めた。それでちょっとずつだけど、悪いところが解消されてきている。(橋本)祐司には行ってもらったこともあるし任せます。自分もそこそこだし、離れないとは思います」

 

4レース。3場所連続の完全Vで4月にチャレンジを卒業した野村典嗣は、特班後の2場所で連続優出。9車立てにも戸惑うことなく3場所目を迎える。
「(前回の)決勝は8番手じゃ無理だなっていうのがわかったけど、スピード的にも(1、2班戦で)問題はないと思います。それに今回は7車立てですからね。ここは風もないし、ガリガリ(の体形)の自分にはもってこいですよ(笑)。それでも体重は増えているんですけどね」
前回の平で2勝をマークした久保将史だが、昨年末のアクシデントからムラな面があるのは否めない。
「ずっと腰痛はあったんですけど。年末にギックリで腰をやっちゃって…。日ごとに調子の良し悪しがある。腰に負担のある乗り方っていうのもあって。ケアの仕方とかをいろいろやっているんですけど」

 

5レース。近況はまくりを多用している渡会啓介だが、「やっぱり(目標の選手が)おった方が負担が全然違う」と、山田裕哉とのタッグに目を細める。
「(まくりは)たまたまっているところもある。いまは下がり調子かもしれないけど、いい時は以前の感じと劇的に違う。いろいろ(やって来たことの)結果が取れてきているのかなと思います」
長期欠場からの復帰後は大敗を重ねている鈴木豪は、ゆっくりとではあるものの復調気配は見せている。
「前ほど踏めない感じではないし、若干ではあるけど戻ってきている。いまは(着を)まとめるよりは自分の(積極的な)走りをと思っているんで、自分の力を出すことだけです」

 

6レース。予選のトリを務めるのは栃木コンビ。S級からの降級となった今期、初めての予選スタートを強いられる松岡慶彦は、齋藤正国とのタッグに笑みを浮かべる。
「慢性疲労みたいなものが出てしまって、(3場所前の)松戸が(調子の悪い)ピークだった。腰の痛みが出たりしたけど、もう良くなってきている。(齋藤とのメンバーは)予想通りですね、連係もあるし、なにかと頑張ってくれる」
直近の2場所で決勝にコマを進めている齋藤正国は、余裕すら感じられ検車場でも落ち着いている。
「トレーニング内容をいろいろ試行錯誤しながら、ちょっとずつ良くなっている。競走の方でも良くなっているっていうのを感じています。自力を出すことを前提にして、レースをやっているのがいいんだと思います」
中5日での追加配分の川口聖翔は、強行ローテもレース勘重視で気合を入れる。
「ずっと中3日とかだったんで、疲れがないと言ったらウソになるけど。自分は(配分が)詰まっている方が走れる。その方が感覚がいいんで」