【ルーキー菊地竣太朗が主役】

 ルーキーの菊地竣太朗がV争いの中心だ。デビューから5場所走って優勝2回、準V3回と文句なしの成績。まだ1度も連を外していないのは高く評価できる。レースセンスは抜群で、先行、まくりを対戦相手、展開によってうまく使い分けている。9月末の弥彦を負傷欠場している点は気がかりだが、体調さえ問題なければ勝てる。持ち味のダッシュを利かした攻めで同期のライバル達を一蹴しよう。
 
 小森貴大はデビュー戦の7月富山でいきなり完全優勝。その後も順当に勝ち星を積み重ねている。9月福井は無傷の3連勝で2度目のVを達成。ここは菊地に真っ向勝負を挑む。
 
 地元の林慶次郎はデビュー戦の松阪で完全優勝を飾ったが、2戦目の久留米の決勝で落車負傷。その後は長期欠場を余儀なくされている。活躍できるかどうかは怪我の回復次第だろう。
 
 今期、チャレンジに落ちた富安保充は若手相手に自力自在戦で奮闘している。9月の松阪、豊橋で2場所連続の完全優勝を達成。次場所の10月玉野ミッドナイトで3連勝なら2班への特別昇班が決まる。
 
 9月広島で初優勝を遂げた伊藤稔真、パワーある茅野寛史、玉村元気、窪田陽介の動向も見逃せない。
 

田尾 駿介 [高 知・111期・A3]

 デビューからの7場所で優出3回。まだレースの組み立ては荒いが、高いポテンシャルを秘めている。今シリーズのルーキー5人の中で評価は一番低いが、在校成績は最上位。意地を見せたい。

葉狩 伸泰 [大 阪・78期・A3]

 大敗も多いが、9月久留米では今期初優出。戦法はまくり一辺倒だが、ツボにはまった時のスピードは目を見張る。相性のいい当地で見せ場を作る。