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広島競輪開設62周年記念「ひろしまピースカップ」

神山雄がVでGPへ最高の弾み

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神山雄一郎選手グランプリ前の最後の一戦でオール連対の優勝。最高の弾みをつけた。表彰式で誇らしげな表情を見せる。

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年末の岸和田グランプリ出場を控える関東ゴールデンコンビが4日間、主役の座を譲らなかった。豪華メンバーが激突した決勝戦。武田豊樹が北日本勢分断から番手まくりを敢行。最後は神山雄一郎が痛烈な差し脚で真っ先にゴールを駆け抜けた。
「武田君が全てやってくれました。連係を外せないので、必死に追いかけました。(番手で)少し休んでほしかったけど、すかさず行きましたね。あの辺はやっぱりすごい。あれは後ろもすごい苦しいんですが、しっかり付いていって4角から武田と力勝負ができました」
11月高松に続いて記念を連覇。自身の持つ記念の最年長優勝記録をまた更新した。次走はいよいよグランプリ。競輪界のレジェンドがまだ獲っていない唯一のタイトルだ。悲願達成へ全てをかける。
「今回で色んなギアを試せたし、手応えはつかめました。4.58のギアは少し重たかった。本番はたぶん4.50になると思います。あんまり気負わず、いつもどおりの感じでいければいいですね。グランプリは15回目。最後になる可能性もあるし、精いっぱい頑張ります」

武田豊樹は勝負どころで内をすくって北日本勢を分断。最終2コーナーからすかさず番手まくり。結果こそ3着だったが、グランプリ前に最後の一戦で強さを示した。
「分断は全く考えてなかった。流れでいったけど、分断しといて自分だけ届くような走りはできない。バックは取ろうと。いい走りはできたし、悪くないと思う。でも、神山さんには抜かれるね。神山さんに抜かれるのはしょうがないけど、脇本にも抜かれたのは悔しい」

7番手からまくった脇本雄太は2着。抜群のスピードで前団に迫ったが、僅かに届かなかった。
「力不足ですね。それしかない。武田さんがどこから番手まくりしたのか分からなかった。最後に(渡邉)一成さんに一発もらったのも痛かった」

小松崎大地は赤板前から果敢に主導権を奪ったが、武田に番手に入られては厳しかった。
「力勝負しようと思ってました。相手もあるので、仕方がないですね。(自力型で並ぶのは)北日本の強みでもあるけど、弱みでもある。収穫の多い開催だったし、また頑張ります」

単騎の和田真久留は最後方に置かれて惨敗した。
「初の記念決勝でも緊張はなかった。でも、単騎は難しいですね。何もできなかった。ラインの大事さが分かりました」

最内の脇本雄太がスタートを取り、以下は伊藤保文、武田豊樹ー神山雄一郎ー牧剛央、小松崎大地ー渡邉一成ー佐藤康紀、和田真久留の順で並ぶ。
周回が進み、青板周回の2センターから小松崎が上昇をはじめると、赤板で誘導を下ろして先頭に出た。北ラインに切り替える者はおらず、引いた脇本が中団4番手、6番手に武田、最後尾に和田の一本棒で収まる。小松崎が後ろを警戒するなか、打鐘前から武田が反撃を開始。すると、小松崎も合わせて先行態勢に入る。両者のスピードが合うと、武田は内の佐藤をキメ、さらに1車内をすくい、渡邉を退かして番手を奪取。神山はしっかり後ろに続く。最終ホームを過ぎ、小松崎が懸命に逃げる一方で、2コーナーから武田が番手まくりを敢行。武田は懸命にゴールを目指すなか、最後は神山が直線で追い込んで優勝した。脇本は7番手まくりから、直線で外を猛然と迫ったが2着まで。武田は3着となった。

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