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岐阜競輪開設64周年記念「長良川鵜飼カップ」

村上義が節目の500勝V

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通算500勝のプレッシャーが掛かるなか、見事優勝を決めた村上義弘選手。表彰式では終始笑顔でファンの声援に応える。

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準決勝を逃げ切り、自らの脚で通算500勝にリーチを掛けると、強者が集まる決勝戦で見事に一発ツモ。期待して集まった大勢のファンを魅了し、最高の形でシリーズを締めくくった。
 「昨年くらいから先輩から言われてたし、今年中に何とか決めたいと思ってました。一安心ですね。オールスターに取っておきたかったけど(笑)。確か300勝も記念優勝だったと思う。これも日々の積み重ねなんでね。ただ500勝は嬉しいけど、ホントこれは節目でしかないので」
 レースの読みも完璧だった。山崎芳仁が叩きに出ると、すかさずそのラインにスイッチ。磯田旭とモガき合ったところを一気に勝負を決めた。
 「今日は磯田君は先輩2人連れてるんで、勝ち上がりのようなレースはしてこないかなと。責任を感じてのレースをしてくることもある思った。その辺は磯田君はさすがでしたね。僕としては無駄な動きはしないように。山崎君は大ギアだからタイミングを外させるように組み立てたたけど、さすがうまく対処してきた。でも、それでも上手くスイッチして行けたと思います」
 次は大一番のオールスター。勢いそのままで京王閣に乗り込む。
 「これでテンポ良くいけますね。ただ、最近は疲れが出たり、思ったよりも調子が上がってきてないんで。何とか最大限努力してオールスターに備えます」

 同県の後輩の援護を受け、宗景祐樹が2着に入る。
 「磯田君が頑張ってくれましたね。山崎君がワンテンポ早いか、もう少し遅ければ3番手なり、ペースで駆けられたと思うけど。前が頑張ってくれたし、後ろに金子さんもいるんで、どこまで行けるか分からないけど外を行きました。今回は調子云々ではなく、連日前が頑張ってくれたおかげです」

 有賀高士は3着に入ったが、力差を感じるレースとなった。
 「付いていけなかったね。トップスピードの差を感じました。結果3着はよかったけど、4日間で2回も置いてけぼりを喰らってるんで。オールスターまでに立て直してきます」

 山崎芳仁は磯田に合わされ、バック線を取るのが精一杯だった。
 「いいタイミングで行けたけど、磯田君はダッシュが良いね。抵抗されてあれで脚にきてしまった。今回は連日早めの仕掛けができたんで悪くはなかったと思います」

 その磯田旭は力を出し切り納得の様子。
 「今日は先輩2人が付いてるし、自分のレースをして何とかラインで決めたかったけど。(山崎が)カマしてきたときに、村上さんが付いてきてるのが分かったんで全開でいくしかなかった」

 園田匠は見せ場を作れず。
 「ジャンで斬ったときに山崎さんがくるかと思ったら磯田君だったのは計算外でした。一旦前が緩んだんで、僕もバックを踏んでから仕掛けたんでスピードが乗り切らなかった。小倉さんに迷惑かけてしまいました」

磯田旭がスタートを決めると、周回は磯田―宗景祐樹―金子真也―村上義弘―有賀高士―園田匠―小倉竜二―山崎芳仁―高木隆弘の並び。
青板4コーナーから山崎が上昇を試みるが、この動きを制してホームから村上が上昇。磯田が車を下げ、合わされた山崎が一旦8番手に戻ると、そこを園田が斬って残り1周半の鐘が入る。さらに磯田が動き、その上を山崎が叩きに行くとホームからはこの両者で先行争いに。磯田を迎え入れようと単独4番手で宗景が村上をけん制するが、村上は構わずバックから再加速。2センターでようやく磯田を叩き切った山崎の上を豪快にまくり切ってしまう。村上に離れ、ホームで7番手に下りた有賀に代わって宗景が村上にスイッチするが、4コーナーで高木のけん制を受けると村上が後続を千切って節目の500勝を達成。2、3着は横一線の争いになったが、高木のけん制をしのいだ宗景、空いたインコースを伸びた有賀の順で入着した。

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