駆け抜ける感動たちかわ競輪
検車場レポート
前検日 初日 二日目 三日目
1/3 1/4 1/5 1/6
  • 新田 祐大選手
  • 岡田 征陽選手
  • 深谷 知広選手
  • 矢野 昌彦選手
  • 菊谷 信一選手
  新春恒例の立川記念、開設60周年記念「鳳凰賞典レース」が明日から開幕する。今節の目玉は何といってもグランプリレーサーの深谷知広だ。グランプリの激戦から中3日の強行日程も、若者らしく元気良く立川入り。また、深谷以外にも平原康多、後閑信一、岡田征陽、佐久間仙行らの地元勢や、新田祐大、佐藤慎太郎ら実力者が集まった。


 シリーズをリードする特選選手の前検日の様子をレポートとします。まず9レースは新田祐大、佐藤慎太郎の福島コンビが中心となる。新田はナショナルチームカップから中4日で新年の初戦を迎える。
 「ナショナルカップのときは体調が悪くて、地元に帰ってからさらに体調を崩してしまいました。その後は練習をやって体調を戻してきたつもりだけど、絶好調とまではいかないですね」
 佐藤慎太郎はリラックスした様子で検車場入り。
 「ハワイから帰ってきてから10日くらいあったんで仕上がると思ってたけど、あんまりですね。でも、新年から意気込んでも仕方ないし、徐々に調子を上げていこうと思ってるんで。3月くらいにピークになれば。でも、やるからにはしっかり走りますよ」
 新田と対戦するのは鈴木裕。今期からS級1班に格付けされ、特選シードの権利を獲得した。
 「特選スタートは大きいですよね。ただ相手が強いし、新田さんは何でもできるタイプなんで厳しいですね。でも、僕は自分のレースをするだけ。調子は引き続き悪くないんで、先行で力を出し切るレースをします」
 後閑信一は優勝した寺内大吉杯から中3日での地元戦。さすがに疲労の色は隠せない。 
 「気持ちはずっと維持できているけど、疲れはピークですね。でも、前回は調子が良かったし、4・17のギアも感じが良かったんで頑張ります」


 10レースには地元の岡田征陽、佐久間仙行が登場。明日は平原康多に前を託し、優秀戦「初夢賞」進出を狙う。岡田は「富山健一さん(43期引退)にバイク誘導で引っ張ってもらって調整してきました。立川記念のあっせんが決まってから気合が入ってるし、バッチリ仕上げてきました」と今から鼻息が荒い。
 一方の佐久間仙行も直前は岡田と車を交えたが、「練習はやったけど、中々スピードが上がらなくて。寒いからではなくて脚でしょう」と不安が残る。
 平原康多は競輪祭で落車し、1カ月ぶりの実戦となる。
 「肩鎖関節を痛めてしまい、まだ痛みが残ってますね。でも、休んでた分しっかり練習できたし、戦える状態なんで。レース勘さえ忘れてなければ大丈夫です。今年から心機一転頑張ります」
 大塚健一郎も前回の佐世保記念で落車し、体調が気掛かり。
 「落車したけどその分しっかり休養がとれたんで。怪我は大したことなかったし、今回状態は普段通りです」


 主役の深谷知広は最終11レースに登場する。立川はヤンググランプリ、昨年の記念、11月のF1戦を優勝しており、相性抜群のバンクだが、前回から中3日で体調面に不安を残す。
 「グランプリが終わってからはこっちで練習して、昨日は立川のバンクで練習させてもらいました。グランプリは1走しかしていないのに脚がパンパンになったし、状態はちょっと不安ですね。でも、この後は2月まで競走が空くんで、ここでしっかりと走って期待に応えられるように頑張ります」


 一次予選も見所が盛りだくさん。1レースは今期から初めてS級に昇級した柿沼信也を。前期は調子がなかなか上がらず、A級戦でも苦戦続き。晴れのS級デビュー戦だけに、何とか一矢報いたい。
 「練習はやってるんですけど、なかなか競走で出ないですね。前回(宇都宮994着)は色々と考えてしまって…。正直自信はないけど、持ち味をしっかり出して頑張ります」

 2レースは96期の若手西村光太と、佐藤朋也で主導権争いか。西村はヤンググランプリは見せ場なく8着で大敗。新年初戦で気持ちを切り替える
 「ヤングは重たくて脚が回らなかった。でも、調子は戻ってきてるし、今回は気持ちを切り替えて頑張りますよ。佐藤さんとは高松の初日に戦ったけど、2分戦でこっちが2車で逃げてまくられた。今度は負けません。主導権を取れればチャンスはあると思う」
 その佐藤朋也は冬期移動先の静岡から参戦となる。
 「前回の大宮から1週間くらい向こうに行ってます。静岡は今季は北の選手がたくさんいるんで。いつも通り練習してきました」

 地元勢のトップバッターは井上嵩(3レース)。地元記念に向けて調整はバッチリだ。
 「あっせんが出たときからかなり気合を入れて、ここに向けて練習してきました。昨日は深谷と一緒に練習して最終調整しました。今年は自分の勝ちパターンをしっかり確立させることが目標です。立川はこの時期はバックがビックリするくらい強烈に重たい。でも、ホームが軽いんでその辺を頭に入れて走ります。地元戦で見せ場を作りたいですね」
 対戦する三ツ石康洋は「平塚、立川、京王閣は苦手なんだけど、頑張るとしか言いようが…」と弱気。

 4レースは河村雅章が点数上位の坂本貴史に挑む。
 「坂本君とは初めてですね。向こうは強いけど、先行して見せ場を作っていければ。いつも通り練習して、仕上がっていると思います」

 5レースは山本健也が本線か。10月防府で落車し調子を落としていたが、徐々にアタリが戻ってきた。
 「防府で以前骨折した肩鎖関節を痛めてしまったけど、今は大丈夫。成績は悪いけど、練習はかなりできてるんで結果待ちの状態です。今回は頑張ります」

 6レースは今期からS級に復帰した小原将通が地元の柴田洋輔に挑む。
 「無理矢理仕掛けて先行することはないけど、タイミングがきたら思い切って仕掛けます。ダッシュには自信があるんで頑張ります」
 柴田洋輔は前回西武園の前に腰痛が出たが、「しっかりケアをしたんで今は大丈夫です」と心配はなし。「ここに向けていつも通り練習してきた。今年はG1に出ることが目標。まずは初戦のここで結果を出したい」

 7レースは篠塚光一と宿口陽一と自力型の力が互角で混戦模様。ただ、宿口陽一は前回久留米は予選9着で途中欠場と流れが今ひとつ。
 「前回は気持ちが今ひとつ入ってなくて。年末は山口に帰郷して、(12月)30日から練習を再開しました。今回からは身も心も入れ替えてしっかり頑張ります」

 8レースは矢野昌彦が昇級組の菊谷信一、戸田洋平の挑戦を受ける。
 「立川は前期2回くらい走ってるけど、成績はまとまってるし悪くはない。今年も走りは変えずに先行主体のレースでいきます。直前は良い感じで練習ができてたし、仕上がっていると思います。しっかり結果が出るように頑張ります」
 番手は地元の川口満宏だ。
 「矢野君とはジカは初めてですね。A上がりの選手は勢いがあるし、A級はまくりだったのにS級になったとたんに先行する選手もいるんで、矢野君には気を付けるように言っておきます。僕は前回から中3日なんで調子は変わりません」
 菊谷信一は主導権取りに意欲を燃やす。
 「S級は久しぶりですね。楽しみだけど緊張もありますね。S級はジャンからスピードが違うんで立ち遅れないように気を付けて走ります。主導権を取って力を出し切ります」
 戸田洋平は自在性を売りにする。強気な攻めが信条で、S級でも気後れはなし。
 「いつも通りに練習して仕上げてきました。自分はチャレンジャーだし、プレッシャーはないんで気楽です。S級でも何でもやっていくし、位置取りはこだわっていきます。自分の力がどこまで通用するか楽しみですね」


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