被災地支援競輪 伊東温泉競輪場開設61周年記念【椿賞争奪】
検車場レポート

■ 12月9日(前検日) ■ 12月10日(初 日) ■ 12月11日(二日目) ■ 12月12日(三日目)

白戸淳太郎 選手

市田佳寿浩 選手

飯野 祐太 選手

加藤 慎平 選手

海野 敦男 選手

 伊東競輪開設61周年記念「椿賞争奪戦」は3日目を終了。準決勝3個レースはいずれも激戦となった。白戸淳太郎、市田佳寿浩、加藤慎平がそれぞれ勝ち名乗り。最終レースでは地元の渡辺晴智が辛くも3着で決勝進出。そのほか村上博幸、渡辺一成らベストナインが出そろい、明日の決勝戦でシリーズの頂点を決める。


 準決勝は9レースから。赤板前からハイペースの消耗戦。最後にキメ脚を発揮したのは白戸淳太郎だ。直線で外を鮮やかに突き抜け、高配当を演出した。
 「村本さんが内にいって、吸い込まれるように伸びました。岡村君とは本当に相性がいいんですよ。今年は4回記念に参戦して4回とも決勝に乗っているんですが、記念優勝はまだないので頑張りたいですね」
 地元の岡村潤は好回転のまくりを決めて2着に入った。
 「作戦は中団、中団。永井さんが引いた時点で先行争いになると思いました。今回は流れがいいですね。最後のブロックはきつかったけど、意地で乗り越えられました。感じはいいし、練習の成果を出せています」
 村上博幸は切り替え策から追い込んで3着。厳しい展開を何とかしのいだ。
 「2周半ぐらいずっとハイピッチできつかったです。バックで切り替えて、そのまままくっていこうかと思ったんですが、あおりで止まってしまいました。脚が一杯でしたね」
 永井清史は「仕掛けのタイミングが悪かったですね。出切って一杯でした」と言葉は少ない。


 10レースは飯野祐太が逃げて東北勢のペース。市田佳寿浩は川村晃司が不発の展開から内々を進出して抜け出した。
 「333で巻き返すポイントはそうそうないですからね。内に詰まったままなら負けてました。諦めないで確認しながら一歩づつ踏んでいって良かった。決勝は博幸の前で頑張ります」
 飯野の先行を利した内藤宣彦が2着で1年ぶりの記念優出を果たした。
 「飯野君が頑張ってくれました。昨日のレースで手応えをつかんだみたいなので期待していました。記念の決勝は去年の函館以来。やっと最後に今年のノルマを達成できました」
 先行した飯野祐太が際どい3着争いを制した。
 「今日は先行中心で考えていました。昨日に続き、乗り方を変えて感じは良かったです。ゴール前でハンドルを早めに投げてしまい、4着かと思っていたから嬉しいですね。決勝は渡辺一成さんの前で先行します」
 川村晃司は勝負どころで仕掛けを躊躇してしまった。
 「打鐘でいけたのに見てしまいました。去年ここで飯野君と対戦したときに合わされているので、それが頭をよぎってしまった」


 11レースは金子貴志のまくりに乗った加藤慎平が直線一気。競輪祭欠場の影響を感じさせない動きを見せている。
 「金子さんが乗り切れると思ったんですが、(渡辺)一成もさすがですね。今回は練習不足で脚はパンパンなんですが、予想以上に伸びています。欲は全くないし、今年ラストで来年につながるようなレースをしたいですね」
 古屋琢晶を突っ張って先行した渡辺一成が末良く2着に粘った。
 「今日は力を出し切れました。疲れはあるけど頑張るしかないですね。決勝は飯野が頑張ると言うので任せます。どんな展開でも狙われると思うし、そうなったら外で我慢するしかない。ギアは4回転のままでいきます」
 番手絶好の渡辺晴智は3着。さすがに表情は冴えない。
 「見てもらった通りです。苦しくて後ろの様子も全く分からなかったです。初日は良かったけど、そのあとはダメですね。明日はギアを換えてみます」


 敗者戦の6レースは木本賢二が先行する意外な展開。四番手からまくった小川祐司を筒井敦史が鋭く差し切り、人気に応えた。
 「小川君が落ち着いて冷静に走ってくれました。出脚が良かったし、いけると思いました。付いてて余裕はありました。ワンツーが決まって良かったです」
 突っ張られた小川祐司だが、態勢を立て直して豪快に前団を飲み込んだ。
 「根田君がもっと早く押さえに来るかと思っていた。突っ張られたけど、根田君を上手く後方に置けた。感触は悪くないですね」

 7レースは海野敦男が田中晴基のまくりをゴール寸前で捕らえ、通算250勝のメモリアル勝利を地元で飾った。
 「節目の勝利は嬉しいですね。田中君は強いから安心して付いていくだけだった。追走がきつくて最後は何とか差せた感じ。まだまだ頑張りますよ」

 8レースは早坂秀悟がペース駆けから押し切り。シリーズ2勝目をゲットした。
 「(阿部)大樹が内に詰まっているのは分かっていたので、踏みすぎずズルく駆けました。最近は上手く逃げられるように最善の策を考えながら走っています。明日も強い選手と走れるので、力を出し切ります」




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