富山けいりん 開設59周年記念【瑞峰立山賞争奪戦】
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藤田 竜矢選手
(埼玉・88期)
市田佳寿浩選手
(福井・76期)

山内 卓也 選手

村本 大輔 選手

山田 裕仁 選手

萩原 操 選手

渡辺 一成 選手

 富山競輪開設59周年記念の「瑞峰立山賞争奪戦」は佳境の3日目。ファイナル進出を懸けた激しいサバイバルの連続。準決勝三番勝負を中心に、それ以外のレースからも熱戦の模様をお伝えします。



 準決勝最初の9Rでは、番手絶好の展開を生かした山内卓也が一気差し。「中部は分かれて勝負だったし、そこは気持ちの中で割り切っていた。目標の乾(準一)さんは落ち着いて駆けていたし、これなら捲られないと思っていた。(G後の落車で)お尻を擦りむいて痛いけど、走る分には大丈夫だと思う」と決勝へ向けてテンションが高まる。

 最終ホーム9番手と、絶対絶命のピンチに置かれた村本大輔だが、しぶとく前を追って何とか決勝の切符をゲット。「藤田君とは突っ張り先行と決めていたけど、浅井(康太)君に先に斬られたのが誤算で狂ってしまった。でも俺は以前に彼に付いて、迷惑をかけてしまったことがあるので好きに走って貰って構わないと思っていた。それにしてもよく二人とも間に合ったよね」。



 10Rは山田裕仁が西徹を使ってバックから番手捲り。ベテラン萩原操とワンツー。「勝てる位置を探っていくつもりだったが、西君が思い切り良く出ていってたんで。別線に合わせてからと思ったが、今は合わせて出る程調子がいい訳ではないから、自分のタイミングで踏ませて貰った。決勝戦? 優秀戦で連係した渡辺(一成)君の番手を選択する手もあるけど、後ろも付くんでね。勝てる様に総力戦でやるだけ」。

 坂本亮馬は大事な場面で立ち遅れて優参に失敗。「前と車間が空いてしまったのが痛いけど、それでも届かないと。とにかく力不足」と言葉少なに検車場を後にする。

 巧者の萩原操は山田に完璧マークを決めての決勝進出。「後ろからも付いてきていたし、とにかく内だけをしっかり締めようと。手堅く走った感じだね」。

 三谷将太も急な追加参戦ながら、巧みな位置取りから3着をキープ。「今回は予想外の追加を受けていたこともあって、色々とキツかった。中団を取ってからも余裕がなくて一杯でした。それでも決勝まで進めたことは価値があるかな」。



 11Rは渡辺一成が必殺のカマシ先行で堂々の押し切り。「別線がどうのより、仕掛け様と考えていたポイントから踏んでいった。気温が上がってバンクは重く感じたけど、優秀戦以外は最後まで踏めている」。決勝戦はギアを下げ、持ち味の回転力をフルに生かす組み立て?

 田中誠が巧みな運行から番手を確保。サマーナイトに続き、GⅢ優参と存在感を増すばかり。「作戦は特に決めてないけど、流れにはしっかりと対応できている。脚を使ったけどいい位置取れたのが大きい。決勝も同じ様に何でもやる」。



 前半戦からも動きの気になった選手に注目。2日間積極的なレースを見せていた大川龍二(4R)だが、3日目は叩かれそうになると俊敏な捌きを披露。万能ぶりを示す一戦となった。「勿論先行するつもりの組み立てですけど、叩かれそうになったらヨコも頭の中にありますよ。S級では何でもやっていかないと通用しませんからね」。

 6Rは藤木裕が早めの仕掛けに出て捲られはしたが、絶妙のペースで粘り込んだ。「体がしっかりと反応しているし、出切ってからもいい感じで回せていました。後ろにも抜かれていなですからね」。

 藤木の番手を回った沢田光浩が「彼はペースで駆けるのが本当に巧いよね。こっちが付いていて一杯になりそうな位だから(苦笑)」と藤木の強さを裏付けるコメント。

 出入りの激しい戦いになった7Rでは、篠塚光一が結果以上に健闘して見せ場を作った。「細切れ戦だったけど、動いての三着だし組み立てはできていたと思う。後は脚力を今よりも上げていきたい。力があれば、一着を取れるパターンでしたからね」と今後への課題を掲げる。

 8Rは大本命の稲垣裕之が打鐘過ぎに落車するアクシデントから波乱の結末に。動き軽快な田中晴基が最後は自力で決着。「目標も落車に巻き込まれてしまったし、自分でやるしかないと。ビックリしながらも、とっさの判断で外に避けられましたね。前も全開で踏んでいなかったから仕掛けてみた。展開が全てだけど、自分としては良く踏めていましたね」と振り返る。
 KEIRIN EXPRESS
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