豊橋競輪場開場61周年記念【ちぎり賞争奪戦】
検車場レポート

■ 7月28日(前検日) ■ 7月29日(初 日) ■ 7月30日(二日目) ■ 7月31日(三日目)

牛山 貴広 選手

矢口 敬一郎 選手

広川 貞治 選手

宮崎 康司 選手

高谷 雅彦 選手

 地元は深谷知広だけじゃない。富永益生を忘れるな。豊橋競輪開場61周年記念「ちぎり賞争奪戦」が29日に開幕。一日中雨の降るバッドコンディションの中でも選手達は熱い競走を演じた。





 特選競走は9レースからコメントをピックアップします。

 9レースで動きが目立ったのは牛山貴広。打鐘から主導権を握って二着同着。「道中は楽だったけど、モガいてからキツかった。直前まで宇都宮で全日本選抜組と合宿をしていたせいか、疲れが多少ある。でも日に日に疲れは抜けていくし心配ない」。

 10レースでは矢口啓一郎が捲って一着。「久し振りに記者さんに囲まれて嬉しいですね。内容も今年一番のレースでした。バックでも良い感じで車が流れて行ったし、この感覚は大事にしたい。地元前橋・親王牌の一着失格でモヤモヤが吹っ切れたし、これからが勝負です」。

 11レースを制したのは地元・富永益生。ハコ展開をしっかりとモノにした。仕上がりは上々の様子だ。「最近はハコ展開でも、直線で踏み負ける事があったけど、しっかり一着だし調子は良いですね。今回は深谷もいるし自分にもチャンスがある。最近は大きいレースに出れていないし、決勝で三着以内に入って競輪祭に出るのが自分のノルマ。だから初日は序章にしか過ぎない」。

 北津留翼からは泣きが入った。「直前までナショナル合宿があったり、そこで体調を崩したりと体の状態は最悪。何とかしたいが…」。



 ここからは一次予選組の声を紹介します。

 1レースを勝ったのは浦山一栄。雨と風を味方に付けたベテランが会心の白星に「押さえて駆けるのが自分の仕事。雨と風が強かったから別線も仕掛けづらかったんでしょう。後は後ろに抜かれるなと思ったけど、ゴール前で菊池(崇訓)君が来なかったから落車があったんだなとわかりました。S級の方が相手の出方がわかるから戦いやすいですね。今回は京王閣記念の後、ここ一本に備えてきたから体調も脚の感じも凄く良いですよ」。



2レースからはハコ無風の展開を生かした広川貞治が抜け出した。「前(松本一成)と後ろ(小林孝文)のお陰ですね。今回は前回の武雄から日にちがあったので目一杯練習してきました。オーバーワークで疲れが心配だったけど大丈夫ですね。いままではずっとギアで迷っていたけど、今回から使っている3・86のギアの感じが良い。後はメンバー次第で3・79と使い分けていきたい」。

 地元の鈴木伸之がしぶとく踏んで二着に入った。「@番(小林)にいいブロックをもらってしまったけど諦めないで踏んで良かった。地元戦で簡単には飛べないからね」。



 3レースはスタート牽制があり、本命の谷田泰平が飛ぶ波乱のレース。制したのは高田大輔の先行に乗った山原利秀。「高田が気持ちよく行ってくれたお陰。今の自分は展開次第の脚だから助かりましたよ」。



 4レースは国村洋が好位置確保から捲って一着。「1センターで前との車間が詰まってきたので、和田(健太郎)君が来る前に捲って行きました。車の出は良かったし、脚の感じは良さそうですね」。



 5レースは断然人気の地元・倉野隆太郎が捲り不発の波乱レース。勝ったのは赤板から積極的に動いた宮崎康司。7月からS級に昇級して記念の勝ち上がりで初勝利だ。「開催メンバーの中で一番脚が無いと思っているので先行するしかないと思った。持ち味はダッシュだけど、今は弱点克服の為に押さえ先行でどこまでやれるか挑戦したい。そうすれば四国の先輩達にも顔を覚えてもらえますからね」。



 6レースは高谷雅彦が脚力の違いを見せ付ける完封劇に笑いが絶えない。「年甲斐も無く直前に若手に声を掛けて合宿をやった成果ですかね。脚の感じは凄く良い。SSがいない今開催は自分にも少しチャンスがある。競輪祭の権利も取りたいし頑張りますよ。裏開催の平ナイターに弟子の佐藤和也が特進を賭けて戦っているし良い勢いを付けられた」。



 7レースでは期待通りに脇本雄太が逃げ切った。「70点の内容ですね。打鐘で流したのがマイナス10。四角で内を開けたのがマイナス20。沢田(義和)さんと決められなかったのも悔しいですね。調子の方は前に出る時の感じが軽かったし、踏み直しも出来ているから悪くないと思います」。



 地元エース・深谷知広が予選メインの8レースに登場。捲り展開になったが、キッチリ一着で勝ち上がった。「受けて立つレースは厳しいですね。でもこれからはこういうレースが増えるし、しっかりモノにしていかないといけないですね。調子は普通です。2日目は調整の仕方を巧くしていい状態でレースに入りたい。今度こそラインでワンツーを決めます」。

 



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