名古屋競輪場開場60周年記念【金鯱賞争奪戦】
検車場レポート

■ 3月26日(前検日) ■ 3月27日(初 日) ■ 3月28日(二日目) ■ 3月29日(三日目)

大塚 健一郎 選手

友定 祐己 選手

疋田 敏 選手

高橋 和也 選手

稲吉 悠大 選手

 伏兵陣が大活躍。開場60周年記念・金鯱賞争奪戦が27日に開幕。予選、選抜の地元プラス中部勢は順当に勝ち上がりを決めたが、特選は岐阜SSトリオや、吉田敏洋が敗れる波乱の結果に。検車場の選手の生の声をレポートしていきます。



 特選はレース順に紹介します。
 9レースを勝ったのは中団を確保し捲った五十嵐力。「永井(清史)君より先に仕掛けないと被ってしまいますからね。自分のタイミングで踏んだ訳じゃなかったから踏み出しがモコモコしてました。でもコーナーで休んでからもう一度踏んだらグンと伸びましたね。ただ腰が痛い。宿舎でマッサージして2日目に備えたい」。
 吉本卓仁の先行に乗った小岩大介が二着に入った。「吉本先輩のお陰。もう少し自分が仕事出来れば良かったけど…。自分の脚の感じは悪くない。優秀は大塚(健一郎)さんの前を初めて回るので下手なレースはしませんよ」。
 後方に置かれた永井清史は仕掛けるタイミングを逸し八着大敗。「もっと早く仕掛けていれば問題なかった。2日目からはギアを3・92から3・85に落とします。後は車輪も軽いものに変えて走りたい」。


  10レースは大塚健一郎が不利な位置から突き抜けた。「中川(誠一郎)君を拾うのは、自分の役割ですから。膝の状態が良くなったので今回からギアを上げました。やっぱり周りの選手がギアを上げているから、自分も上げないと勝負にならない。もう一段階上に行きたいですからね」とニュー大塚には注目したい所。
 捲った新田康仁は「踏み出しも良かったですね。ラインで決まると思ったけど…。優秀は五十嵐(力)君の番手戦。ギアは3・79に落とします」。
 先行した伊原克彦は八着にも「後ろが地元だし後手は踏めなかった。でもフカシ過ぎましたね。モガいた分、2日目は脚が軽くなりそうだし期待してください」。
 11レースは吉田敏洋のカマシ先行を友定祐己が好スピードで捲った。「きつかった。(加藤)慎平の危険なブロックが怖かったけど、乗り越えたしオグさん(小倉竜二)と決まってよかった。ただ3・71は重い。4日間は使えない。勝負所では上げるけど優秀は3・60でいきます」。


  ここからは選抜戦をプレイバック。動きの良かった選手の声をレポートします。
 6レースは前受けの佐野梅一が成り行き先行。ゴール前で山岸正教に差されたものの二着に逃げ粘った。「鐘の2センターで腹を括りましたよ。ペースというよりもガムシャラに踏んだ感じ。直線も踏み直せたけど、最後は差された。中3日で日程が厳しいけど、前回しっかり動いているから脚は軽いですね。筋肉の感じも良い。ただ後3走するのはきついなぁ」。
 7レースでは地元・疋田敏が魅せた。鐘2センターで及川裕奨をキメ、柴崎俊光を迎え入れる好プレー。二着に流れ込み二予A進出。「柴崎が『疋田さんの地元だし頑張ります』ってレース前に言ってくれたのが嬉しかった。あそこは呼吸が合いましたね。入れた後は柴崎に離れない様に必死でした。お客さんの声援も凄かったし負けられない戦いが続きます」。
 8レースは鮒田博文が中割りで突き抜けた。「笹倉(慎也)君が頑張って良い位置を取ってくれたお陰。四角からは体が反応した感じ。最近は練習でも体を巧く使う様にしている。その成果が段々と出てきていますね」。
 後方からの捲りになった小埜正義は「落車しなくて良かった。最近は落ちてばかりでしたからね。ゴール前は一回止まったと思ったけど、最後は富沢(勝行)さんが押してくれました。今回は頑張らないといけませんね」。


予選5個レースをレース順にレポートしていきます。
1レースを勝ったのは片折亮太の先行に乗った川井利晃。ハコ無風の展開を生かした。「片折君が目一杯踏んでくれたお陰。中団がもつれているのが見えたし、ラインで決まると思った。鈴木(秀明)さんが内を掬ってきたのにも対応出来ました。ただ片折君が四着になったのが残念」。
2レースは調整不足が心配された須藤誠がひと捲り。検車場に引き上げてくると、目が真っ赤だった。「兄弟子(故・富沢勝行氏)が四番手についてくれている感じだった。競走中は集中して戦えるけど、レースが終わると悲しくなる。でも今開催で良い成績を取って報告しにいきたい」。
3レースは人気を背負った地元・田中雅史が内に詰まる展開に。逃げた渡部幸訓の番手から海野晃が抜け出した。「渡部君のお陰です。中団がゴチャついているのも分からないくらい必死で追走していた。2センターで田中君が内を勢い良く踏んで来たので、焦って前に踏み過ぎてしまった。渡部君に悪い事をしてしまいましたね。でも記念の予選で一着勝ち上がりは初めてで嬉しい」。
4レースは地元勢が人気にキッチリ応えた。中団確保から捲った高橋和也は「引地(正人)さんが突っ張る気満々だったので、中団に拘りました。中山(健)さんも少し抵抗したら引いてくれたし、後は自分のタイミングで仕掛けて行きました。今回から新車だけど練習で乗り込んでいたし、セッティングの当たりは掴んでいるから大丈夫。踏み出しも、末の粘りも文句なしですね。落車の影響はから心配しないで下さい。今回の目標は決勝までいって吉田(敏洋)さんの前で頑張りたい」。
二着の清水広幸は「しっかり踏み直されました。追加だけど、離れたりした前回より脚の感じが良い。失格の事はあんまり気にしていないけど、勝ち上がれたのは大きいね」。
5レースは久留米コンビのワンツー決着。
稲吉悠大は「手嶋(靖)さんのスピードを貰う感じで捲って行けました。日程が詰まっていて疲れはあるけど、日に日に軽くなっていくような気がする。名古屋は相性が良いし(若鷲賞V)、準決まで勝ち上がりたいですね」。


 KEIRIN EXPRESS
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