- ■ 1月29日(前検日)
- ■ 1月30日(初 日)
- ■ 1月31日(二日目)
- ■ 2月1日(三日目)
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村上兄弟が京の都で大暴れ。開設59周年記念『平安賞』には村上義弘、博幸兄弟を含めた総勢7名のS級S班を中心に、各地から猛者たちが続々と集結。彼らの気配を検車場からお伝えします。 兄貴は「奪冠」、弟は「初V」をそれぞれテーマに掲げて、4日間激闘を繰り広げる。まずは兄・村上義弘(11R)が検車場に姿を現し、「(前走の)取手の前に若手と合宿に行き腰痛が出た。オッサンになると疲れが抜けるのが遅い。でも取手よりは戻っているし今は脚力、気力ともに充実している」と手応えを口にする。兄弟連係の可能性を聞かれると「優秀と決勝で。そのつもりで来たし今は博幸の足を引っ張らないように(笑)」と気を引き締める。弟・村上博幸(9R)はおおむねリラックスモード。前回びわこではVを飾るなど、調整も万全な様子で、「昨年の玉野記念から使っている3・77のギアが馴染んできた。ヨコの動きにも対応できるし、G戦線はこれが主流になりそう。びわこの直前に、ここに向けた合宿に行って刺激も入ったし優勝しか見ていない」。ともに不安は地元のプレッシャーだけ。沸々と湧き上がる感情を押さえ静かに本番を待つ。 SS班が今開催は7名と大挙して出場。特選3個レースに程良く散りばめられ、どのカードも見ごたえ十分だ。そんな中から何名かの動向をチェック。 平原康多(10R)は地元大宮で記念Vを達成したばかり。逃げて捲って、はたまた番手戦では外競りを凌ぎ目標とワンツーを決めるなど、内容濃い競走で観客を沸かせた。 「ヨコの動きで結果を出せたのが大きい。あれで今後相手に嫌がられればしめたもの。ここも大宮と同じく、4日間結果重視で走る。何でもしますよ」 充実具合なら立川記念Vの浅井康太(9R)も負けていない。 「立川の次の日からW杯の合宿と大会で20日間近く北京へ。落車したりで状態はボロボロだったけど、ケイリンでは何回か先行して3・85と92のギアを良い感じで回せた。競技用とは違うけどあのイメージで走れれば楽しみですね」 成田和也(10R)は立川記念準V。こちらもW杯参加組だ。 「W杯の期間中に喉を痛めてしまった。ただ、W杯組はみんなきつい条件は一緒。強行日程にはもう慣れたし、俺は経験値がある。その差でしのぎますよ」 山口幸二(11R)は村上義弘の番手を回る。 「村上からの年賀状に『きついから、もう別線にしてくれ』って書いてあったんだよ(笑)。う~んって感じだけど、こういう番組に当てられるってことはまだ俺も信用されているんだね。嬉しいよ。兄貴同士二人で頑張るだけ」 神山雄一郎(11R)は「この後も日程が詰まっているし、今は無理してってところではないね。まず俺は(渡辺)一成の踏み出しに離れないこと。それだけだね」と話す。 大抵の選手が今年の第一走目を済まし、調子の良し悪しを把握している。そこで特選の機動型を中心に近況を確認して貰った。まずは渡辺一成(11R)と新田祐大(9R)を。両者ともW杯組で車券の対象となりうるかが興味の的。渡辺が「根詰めすぎて、調子のピークが合宿中に来てしまった。そんなもんだし不安で一杯」と、新田が「あっちは設備も悪くて練習もろくにできなかった。疲れも溜まっていて、モチベーションは上がらないまま。ストレスも溜まったしね」とそれぞれ話す。 松岡健介(10R)はニヤニヤと上機嫌で記者の質問に応じる。「セッティングにアタリが出ていて、半年前に比べれば違う自転車に乗ってるみたい。今回は目立たないようにコソっと動きますよ」 菅原晃(11R)は暮れの岐阜記念から約一ヶ月の欠場明けも「大丈夫」と頼もしい。「肩を脱臼したけど、ダービーの権利がかかっていたし無理して走った。その分、年初は休んで体調を整えました。練習ではタイムも出ていたし楽しみ」 佐々木則幸(11R)からは景気の良いコメントが聞こえてこない。「だいぶ脚が落ちているし村上さん相手に勝てるとは…。二次予選以降まで待ってください」 栗田雅也(9R)は「前回(無傷での)優参はたまたま。冬場は身体が動かないし流れも悪いね」と今はじっと我慢の構え。 8Rには西谷岳文が満を持して登場。今節随一のバック数を誇っており、今回も4日間先手奪取に徹すると快気炎だ。 「年末の松山辺りから調子が落ち気味だったから、練習方法を色々と変えて立て直そうと。前回の小倉では、内容以上に手応えをつかめたし、何とか間に合ったって感じです。地元で中途半端な競走はできない」 同じく地元の伊藤信(5R)は追加参戦だが、前回松山では特進2場所目にして早々と逃げ切りでS級初Vを達成。ここでも存在感を示すことができるか? 「前々回は練習不足だったし、フォームもバラバラだったんで修正してきた。そうしたらすぐに結果が出て驚いた。あれで周りの評価が変わっただろうし、集中して走る。地元で負ける気はしないんですけど」 もう一名地元から。有馬雄二(3R)も今期が初のS級戦。緊張感ありありだ。 「基本は先行だけど、叩かれればハコ狙いも。何でもやって存在をアピールしたい。こういうところで名前を売っておきたいですね」 窪田陽介(7R)は打鐘からのブン駆けを厭わぬ徹底先行タイプ。それゆえ、とにかくムラ脚だ。 「記念は久々。地元地区だし気合はいつも以上に入っている。勝ち上がらないと意味が無いし、内容にこだわります」と気炎を上げている。 大西祐(8R)は「前回は2回逃げの決まり手が付いた。こんなの半年振りですよ。行ける所からになるけど、早めに仕掛けることも考えています」と積極策を示唆する。 最後は早くも特選スタートの深谷知広(10R)の様子を。 「W杯の合宿の最中に食当たりにかかってしまい3㎏落ちました。ウエイト練習で戻している最中だけど、少しパワー不足も感じている。初日に目一杯動いて様子を判断したい。もちろん先行してですね」 |
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