平塚競輪場開設58周年記念【湘南ダービー】
検車場レポート

■ 4月30日(前検日) ■ 5月1日(初 日) ■ 5月2日(二日目) ■ 5月3日(三日目)

手島 慶介 選手

石橋慎太郎 選手

前田 拓也 選手

葉狩  伸泰 選手

柴田功一郎 選手

 平塚開設58周年記念『湘南ダービー』は初日を終了。特選3個レースは熱戦に次ぐ熱戦で大荒れの展開。まくって快勝した石橋慎太郎は一気に脚光を浴びたが、逆に大敗の山崎芳仁は不安を残した。明日の優秀競走『湘南グランプリ』や二次予選に挑む選手の状態をチェックしレポートします。



 特選は9レースから。またもや手島慶介が弥彦ふるさとダービーの決勝を思わせる様な内突きで一着。三百勝をあっさり達成したが、状態は戻っていないとのこと。
「結果が良かっただけで毎レース必死です。今の俺だと外を踏んでも届かなかったし、体が勝手に内に行っただけ。少し重たい感じはするが、宮杯に向けて多少はいい感じになっているかな?」と、あくまで照準はGT。
 山口幸二は四角で渡辺晴智に絡まれるが耐えて二着。
「余裕はありましたね。渡辺君に絡まれたが伸びでも負けていなかった。最近は落車ばかりだったけど、幸先良いスタートが切れた」
 伏見俊昭は「渡辺さんに2回張られた分、キツかった。それでもハングリーな面が出て(渡辺に)気持ちで負けなかったので良かったと思うよ」
 また明日の優秀競走『湘南グランプリ』で石橋に付ける事に関しては、
「彼にはアジアカップのケイリンで2回付けてVを獲らせてもらいました。南関の選手が僕に付けて貢献しているから、今度は(南関の)石橋君が頑張ってくれるでしょう」と期待を寄せる。

 
 10レースは石橋慎太郎が鮮やかなまくりで完勝し周囲の度肝をぬいた。「こんな事は1年に一度あるかないか。たまたまですよ」と謙遜する。
「仕掛け易かったし、何とか兵藤さんの横まで行けたから、後は自分がどこまでガマン出来るかと思っていたが…。今までBSを取る競走を心掛けていたのが良かったのかな?」と力を出し切り満足感が漂う。
 千切れた高木隆弘は言葉少なく「あれは付いて行けないよ」とポツリ。
 石橋の捲りを止めれなかった神山雄一郎は「石橋君が捲りに来ているのは体感で分かっていたが…。あのスピードでは捲りを止める余裕もなかったね。まだ完調ではないし、前よりも多少、良くなっている程度。武田君にも悪いことをした」と表情は冴えない。
 武田豊樹は「井上君と三宅さんに最後抜かれたが、ゴール前まで末脚も悪くなかったし、いい先行だった」と悲観した様子はない。
 

 11レースの前田拓也は「稲垣君が頑張ってくれたお陰」と労をねぎらう。「渡部君が捲りに来たので1回止めて、もう1回ブロックしようと思ったら稲垣君が踏めていたから大丈夫かなと。今回は2日前に練習で1回使ったクランクが長い車にした。その成果か分からないが感じがいい」と自信を取り戻した様子。
 稲垣裕之は「誘導を使えたのが大きい。渡部君と山崎君で中団争いになったし、理想的な展開で恵まれた。前田さんのブロックもあった」とニッコリ。 
 山崎芳仁は仕掛けられず中途半端な競走で敗退。「渡部君との中団争いを避けて七番手からの捲りでも良かったが、それでは自分だけ届く競走になるし、後ろの人に申し訳ないから意地でも中団に拘った。それでも周回中から感じは戻ってきているから問題ない」
 


 6レースは選抜戦。福田知也が軽快なペースで押し切った。
「練習でモガけていたので感じも良かった。最近は思い切り駆けて結果が出ていたから、中途半端にならない事を心掛けただけ。BSで追い風だったから巧く駆けれたのもあるが、この相手で勝てて自信になりますよね」と手応えを掴んだ様子。


 7レースは吉川誠―真原健一の地元コンビで決まるかに、中団から3角過ぎに踏んだ成田和也が鋭く直線を伸びた。
「踏んだ感じも良かったし、中団が取れたからね。最近はヨコの競走を多用していたから点数を下げてしまったが、得る事も多かった。捲りも勿論あるが、これからも展開に応じて色んな競走をしていく」
 吉川誠は「展開も全部見えていたし、調子も悪くないが、成田さんのスピードが違うから仕方ない」とサバサバした様子。
 

 アッと驚く競走を見せたのが8レースの葉狩伸泰。桐山敬太郎と高原仁志の中団争いもあったが、HS前から仕掛けるとそのまま逃げ切ってしまった。
「飛付きを狙っていたが、HSで誰も仕掛けてこないのが分かったから先行しました。膝が痛いのは気になるが、競走では痛みは感じない。今回から硬い新フレームにしたのが良かったのかな?」


 予選の4レースでは地元の柴田功一郎が坂木田雄介のHSカマシに離れるも、立直し2角から踏み上げゴール前で坂木田を捕らえて一着。
「(坂木田から)離れたが、坂木田さんが流して踏んでくれていたからね。追いかけても別線にブロックをもらうだけだから。後は前の踏み出しに気を付ける事に集中して」とホッとした表情で笑顔も見られた。


 5レースの松坂洋平はBS前から捲った辻力を追うも榊原洋に張られて後退。「余裕はあったが、4角で榊原さんにブロックを受けたのが痛かったですね。それにその時に肘が引っかかってしまって…」と淡々と話す。


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