取手けいりん 開設57周年記念【水戸黄門賞】
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取手競輪場
レース展望
強豪を迎え撃つ武田豊

 取手競輪開設57周年記念「水戸黄門賞」が9月27日から四日間開催される。高知オールスターでも優勝を争うであろう豪華メンバーの激突だが、優勝争いの中心は地元記念連覇の期待がかかる武田豊樹に神山雄一郎が続く茨栃コンビだ。第二勢力は渡部哲男、北津留翼に小倉竜二で襲い掛かる西勢。さらに新田康仁、村上義弘に永井清史ら、今シリーズの自力型はとにかく強力で迫力満点の四日間から片時も目が離せない。

水戸黄門賞 武田豊樹選手 水戸黄門賞 神山雄一郎選手

 昨年大会を豪快なまくりで制した武田が連覇を狙う。直前の9月岐阜記念では優勝こそ逃したが、勝ち上がりで2勝を挙げて続く高知ASへ手ごたえをつかんだ。ここもASから十分な間隔があり、疲れを取り、調子を維持したままで参戦できそうだ。夏場に入り神山が調子を上げてきた。今期初戦の親王牌こそ落車で途中欠場したが、その後は14走して7勝、着外は僅かに3回と安定感は抜群。言わずと知れた茨栃黄金コンビで組めば、神山にも優勝のチャンスは十分だろう。稲村の存在感も負けてはいない。7月岸和田S、8月前橋Sをまくりで連覇。ギアを使い分け、AS、今節ともに好結果が期待される。

 関東勢に襲い掛かるのは四国、九州勢だ。渡部は9月岐阜記念で久々に決勝を外したが、ここは疲れを取っての参戦。記念の優勝は一度だけだが、7月親王牌で初のGI表彰台に上がった勢いは軽視できない。北津留は8月小松島で記念初V。ここも活躍が期待されるが、小松島のあとはASまでナショナルチームの予定が詰まっており、どこまで競輪用の体に戻せるかが鍵となりそう。目標豊富な小倉にも、久々の記念Vへ好材料がそろっている。

 中部、近畿勢も戦力は充実している。村上は6月の体調不良から復調一途。8月ふるさと函館、ASへの疲れを残して参戦した平記念でも決勝に進んでいる。平から使用の新車も感じは良好で、ファン待望の完全復活へ明るい話題は少なくない。争覇級に挙げた村上以外にも、永井清、市田佳寿浩と中近勢の自力型は豪華メンバーで、山口幸二はシリーズをとおして目標に事欠かない。7月は失格、落車、失格と流れが悪すぎたが、ここで悪い流れを払拭するか。小松島記念では後半戦連勝と、勝てる脚はつねに温存できている。

 新田は四日制の記念に移行してから平成14年に準V、15年は決勝3着、昨年は決勝5着と、毎年のように当所記念で活躍している。今年もそろった同型を相手に多彩な戦法を見せてくれそうだ。

水戸黄門賞 渡部哲男選手 水戸黄門賞 村上義弘選手 水戸黄門賞 新田康仁選手




注目選手Pick up!

白戸 淳太郎
[神奈川・74期・S1・自在]
 8月ふるさと函館では2勝、最終日に武田豊をまくり切るなど動きは軽快だ。前々に攻撃的な競走で、ここでもふるさとの再現なるか。
 


鈴木 良太
[静岡・86期・S2・追込]
 昇級後は5場所で2回の優出と好スタートを切っている。今節は選抜スタートが濃厚。上位相手でも好調を誇る差し脚が通用するか。
 


山下 渡
[茨城・91期・S2・逃捲]
 8月岐阜Sでは上手いレース運びでS級初優勝を飾った。続く一宮Sでは予選敗退と安定感を欠くが、地元のここは好ヒットが期待できる。
 


伊原 克彦
[福井・91期・S2・逃捲]
 8月小松島記でS級初勝利を挙げると、続く福井Sでは市田佳の追撃を振り切って初優出。乗れているだけに今シリーズも大駆けが怖い。
 




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