立川競輪場 開設55周年記念【鳳凰賞典レース】
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立川競輪場
検車場レポート

■ 1月3日(前検日) ■ 1月4日(初 日) ■ 1月5日(二日目) ■ 1月6日(三日目)

注目選手に直撃インタビュー!!(検車場ムービー)
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山崎 充央選手
(東京・79期)
56k | 256k
武田 豊樹選手
(茨城・88期)
56k | 256k


神山雄一郎 選手

山口 富生 選手

荒井 崇博 選手

渡辺 晴智 選手

五十嵐 力 選手

 シリーズ初白星、神山雄一郎が大会V6へ勢い加速! 『鳳凰賞典レース』をサブタイトルに開設55周年立川記念が、準決勝A、B、C4個レースをメインに開催された。神山が中割りで、荒井崇博が七番手まくりで準決勝Aを。準決勝B、Cで五十嵐力、山崎充央がそれぞれ快勝した他、武田豊樹が不調にも優参と、明日のファイナルは超豪華メンバーで争われる。今日は朝から雨が降りしきる悪コンデションにも、叩き合い、競り合いが数々と、意地が交錯した三日目を舞台裏からレポートします。是非、車券戦術の御参考に…。

 まずは準決勝A、10レースから。神山雄一郎が巧妙なコース取りから、鋭さを示した。前を託した佐藤友和が三番手確保だけに止まり、最終2センターでは差し場が無し。「コースが見えていた。ギアを下げたせいもあるが、脚が軽かった。まあ、アタマまで行けたし、状態も良い。競輪祭へも良い感じで行けそう」と余裕しゃくしゃく。今年1年の見通しも立った模様だ。
 佐々木則幸がバック五番手まくりで2着に入線。大外を踏み切り、「タイミングが中途半端で後ろに迷惑を…。1回叩いた後で踏めたし、状態は悪くない。練習不足。前検日はどうなるかと思っていた中で、決勝に乗れたのは良かった」と満足気だった。
 3着は山口富生だった。吉田敏洋の番手をキープしたとはいえ、真後ろの佐藤友和や、佐々木則幸の逆襲を堪えての結果に、「展開もリズムも良かったけど、吉田をあれ以上残すのは無理。もう少し早く、後ろが仕掛けてくれれば、止められた。四角から山おろしされては、止められない」。神山に「祝わしてくださいよっ」とおどけながらも、誕生日で優参を決めて安堵したかの様子。
 佐藤友和は着外の結果。絶好のポジションを確保したが、「三番手? 吉田さんに叩かれたのは、予定どおりの組み立てでしたけどね。それまでに、どう踏んで良いか分からなくなって…。調子は悪くないけど…」と昨日と打って変わって語調はトーンダウンした。

 11レースでは、またも荒井崇博が強さを際立たせた。武田豊樹の先制に、岡部芳幸が中団五番手キープ、自身は七番手と最悪の流れを三角まくりで断ち切った。叩き出した上がりは、バンクレコードタイの10秒9。「状態? 良いですよ。よく届いたよ。いやあ、厳しい展開だった。オレが岡部さんみたいだったでしょ。早く仕掛ければ、(岡部に)合わせられると開き直った。最後は気合。(カントの)山を乗り切れば、3着にはと諦めず踏んで良かった」。魅せる男の再来だ。
 武田豊樹は先行策で2着と粘り込んだ。岡部、荒井が相手の結果で評価は高くても、自身は「相手に失礼だけど、番組的な結果で…。レース内容は厳しいもの。優勝狙う? 狙える状態ではない。ただ、1月は調整段階の中で、決勝に乗れたのは大きい。競輪を勉強しようという一年の一発目ですからね」。冷静に現状を分析している。
 3着には渡辺晴智が食い込んだ。岡部不発で最終2センター過ぎはコース無しという悪条件を克服し、「岡部さん? いつものようには、車は出なかったね。自分は、たまたまの伸び。まあ、この強烈なメンバーで3着に入れて嬉しい。状態は変わらないね」。記念戦線は4度連続で準V。明日はそれ以上の結果を出すか注目したい。
 武田マークにも、坂本英一はハコ8着の結末。何故か伸びを欠き、「最近は番手回りだとおかしくなる。脚がイッパイに…。体重が3`減ったのが原因かな。情けない」と意気消沈した。
 岡部芳幸は精彩を欠いた。中団確保にも、まくり不発の結末に「自分のタイミングで踏めなかったからかな。荒井より先に仕掛けないとね。晴智も付いてくれているし。調子は悪くないけど、踏み切れなかった」。語調からは、ショックは少ない。

 準決勝Bは9レース。五十嵐力が鮮やかに逃げ切った。打鐘で主導権を奪った後は、高城信雄のカマシ返しや中村浩士の追撃をも振り切った。「恵まれました。中村さんにガードされたお陰だけど、何とかペースをつかめた。高城さんはゆっくりと来て、あそこは突っ張らないと」と判断の良さをも強調した。
 中村浩士は番手をキープしたままに止まった。「五十嵐君は凄い踏み出し。高城君を軽く合わせたし、最後の踏み直しも良かった。丸島さんにも助けられた。もちろん、自分の状態は良い」。高地トレなど、様々なトレーニング方法の成果を実感している。
 高城信雄は肩を落とした。絶好調宣言の飛び出した翌日にカマシ不発で、「仕掛けが中途半端だった。雨は関係ない。五十嵐は踏まないはずと、油断しながら踏んだ。全力で踏まなかった。(力を)出し切れなかった」と判断ミスを悔やんだ。
 準決勝Cは8レース。山崎充央がアタマ、太田真一は先行策から3着と末脚を欠いた。それでも、太田に悲壮感はない。「今日は先行と決めていた。極端に言えば、後ろが勝っても良いぐらいの気持ちで。山ちゃん(山崎)に何度も迷惑を掛けているし。Sを取った8番(白水洵)は、押さえたときに突っ張る気配がなかったし。良いペースで駆けられたけどね、単純に力不足。雨で体が冷えた影響もあるのかな。まあ、仕方ない。先行も見せれば、今後は展開も良くなるはず」と前向きな振り返りだった。
 加藤圭一は番手追い上げに失敗した。最終ホームで太田後位は、番手イン粘りの白水と山崎で併走状態。そこを追い上げたが、「太田さんがもっと踏んでくれれば…。一度踏んで、その後は流されて…。仕方ないかな…」と言葉も短め。
 一方、白水洵は山崎に競り負け、「イン粘り? ホントは、引いてからカマシかまくり勝負。太田さんがゆっくりと押さえてきて、つい粘らされた感じ。雨で滑って、バランスが崩れた。競るどころの話じゃなかった。1番(山崎)もバランスを崩していたし…。山口(貴嗣)さんにも迷惑を掛けてしまい…」。経験不足を露呈した。


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