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開設57周年を迎えた京王閣記念・ゴールドカップレースは10月21日〜24日の日程で開催される。断トツの1番人気となるような選手は不在だが、今年の実績、機動力で一歩リードするのは山崎芳仁だろう。しかしふるさと富山でGII制覇の平原康多、回転鋭いまくり連発の荒井崇博、オールスターで復活の手応えをつかんだ新田康仁と力のある機動型が目白押し。激しいバトルは避けられそうもない。
80期代の自力型がズラリと揃ったが、いつも冷静沈着なレース運びと強靭な末脚を武器に安定した走りを見せる山崎芳仁が同型をネジ伏せての優勝に期待する。体調的には12月の地元全日本選抜、そしてグランプリと控えているだけに過信は禁物だが、8割のデキでも巧みな組み立てでチャンスは逃さない。動ける斎藤登志信も山崎と同乗なら番手死守の追い込み策に徹するだろう。8月頃から成績も安定しており、体調も上向き気配。榊枝輝文が同乗したケース以外では堂々と番手を主張できるので、キッチリ食い下がってゴール前で迫るだろう。
共同通信社杯の落車で平原康多が欠場。関東勢にとっては厳しい情勢となった。同じく埼玉の吉田勇人が東京勢の機関車役となる。共同杯では番手回りのレースが多く、本来の自力が見られずじまいだったが、状態そのものは悪くなさそう。地元Vの期待がかかる横田努は特筆すべき近況ではないが、8月には故郷熊本Sで優勝と堅実だ。後閑も久々の実戦となった9月取手記念を見る限り状態は悪くなさそう。オールスター直前で腸炎を患い体調が不安視されたが、本人の予想よりも力の低下は少なかったようだ。浦山一栄も地元戦のここは気合駆けが有力。叩かれモロさはあるが、ペース駆けに持ち込んだ時の粘りは周知の通り。平原の抜けた穴を補って余りある激走を見せてくれよう。
西勢では荒井崇博、合志正臣の九州コンビが強力だ。荒井は9月武雄Sで優勝を逃しているが、オールスターまでのデキは申し分なく、別線の機動型に見劣りしないスピードレースを見せている。一方の合志もオールスターでは優勝戦に手が届かなかったが、共同通信社杯を制して一皮むけた。まくりのスピードに乗って、内、中を見極めて突っ込む走りで上位陣を脅かす。
吉田敏洋もオールスターは落車明けで練習不足は否めなかったが、ここまでには調子の上積みがありそう。そうなれば山口幸二、前田拓也らにも出番が回ってくる。また加藤慎平が追加配分での出走を決めた。グランプリ出場へ向けて1円でも多くの賞金額を上積みしたい所だけに、至上命題は優勝の二文字。直前の観音寺記念では自力での競走も見せるなど共同通信社杯で落車した影響も感じられず、V争いには確実にからんでくるだろう。
本来なら活躍が期待される渡部哲男は8月の函館記念で鎖骨骨折。共同通信社杯あたりから復帰を狙っているので、復帰戦の状態を見なければ、なんとも判断が難しい。ここまでに復調を伺わせるレース内容を見せていれば侮れない一人になる。 |
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