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武田、大薗、十文字貴信ら地元勢はさすがに強力なメンバーをそろえた。これに後閑、坂本英一も加えて決勝戦は強力な関東ラインが形成されそう。本命は勿論、武田だ。今年は2月静岡記念での落車骨折が響いて出遅れた武田だったが、8月富山ふるさと   着、8月函館記念   着とここにきて本来のパワフルな先行力が戻った。決勝はいずれも好位にはまる展開となりながら、詰めを誤ってVを逃したものの、武田は追い込み、まくりを主戦法に戦う選手ではないので気にする必要はないだろう。北海道合宿で、秋の大一番であるオールスターには更に調子を上げて臨む。その余勢を駆って出場のここは、踏み慣れたバンクだし、連日強力な援軍が期待出来るだけに、今年初の記念Vの可能性が高いだろう。武田の相手も大薗を真っ先に推したい。武田が  着と優勝した6月当所Sの準決、決勝、そして富山ふるさとの二予、準決と最近だけで両者は4回連係して、いずれも武田1着、大薗2着でワンツーを決めているように抜群の相性の良さを誇る。ここも連係すればきっちり決めてくるだろう。ただ、大薗もどんどん差し脚の切れを増してきているので、そろそろ差し切り逆転にも注意。また、関東勢では後閑の動向からも目が離せない。地元ラインに割って入ることは出来ないにせよ、親王牌を制し、いざとなれば自力で出ることも可能なタテの脚はやはり別格。タイトルホルダーとしての存在感を見せ付けるか。
さて、強力関東勢を苦しめるとしたら、市田佳寿浩―加藤慎平の近畿中部のコンビだ。市田はサマーナイトで遂にビッグレースを制覇。その後も7月福井記念   着、8月小田原記念   着では苦しい態勢からでも立て直して突っ込んで来るレースが見られるなど安定感が抜群だ。レース展開に応じて柔軟かつベストな攻めが見られるだけに、ここも動向から目が離せない。一方の加藤は富山ふるさとの決勝で落車するなど波に乗り切れていないが、8月松戸記念に元気な姿を見せており、体調的には何ら問題ない。市田がタイミング良く仕掛ける展開なら加藤の突っ込みも見られよう。
佐々木則幸も7月小松島S、8月観音寺Sを連覇し、更に同月松戸記念で連勝記録を伸ばすなど近時絶好調で気になる存在だ。ここラインの援護は薄そうだが、モツれると一発があるか。
また、岡部芳幸や中川誠一郎も侮れない。言うまでもないが、特に岡部は今年の親王牌、宮杯をはじめ、コンスタントに特別決勝に乗っている実力者。じっくり構えての二角まくりの破壊力は輪界屈指で、武田の先行も過去に何度かまくり切っている。中川も好不調の波が激しかったのは過去の姿で、このところの連対率の高さは目を見張る。 |
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